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ノーベル物理学賞受賞者中村修二と日亜化学工業の確執とは?

なんで仲が悪いのか?


ノーベル賞受賞で知名度が上がった中村修二氏ですが、よくセットで日亜化学工業の名前が出てきます。色々と記事を読んでもどうも仲が悪いようで。中村氏と日亜に何があったのでしょうか?


その前に


ノーベル賞受賞は最近の話ですが、青色LED開発はだいぶ前の話です。20世紀中には困難であると言われていたものを開発したのが

中村氏は日亜に就職し、青色発光ダイオードの研究をしていた



青色LED開発者の一人とされる中村修二氏は、今ではアメリカカリフォルニア大学教授ですが、以前は日亜化学工業に就職していました。この時から青色発光ダイオードの研究をしていて、日亜化学工業からは3億円近くの開発費用を使う許可を得ていました。

勤務態度はサラリーマンとしてはよろしくなく、会議は出ない、電話は出ない、会社命令も無視することがあったという話が残っています。この時中村氏は「青色LEDが開発できないなら会社をやめてもいい」という覚悟を決めていて、実力があり目立つ存在だったようです。

しかし理解ある当時の社長のお陰で豊富な研究費を使い、実験を続けていたようです。研究熱心なようですから、研究だけしていたかったのかもしれませんね。

後に中村氏は「先代社長の研究支援がなかったらノーベル賞は受賞できなかった」という内容の言葉を語っています。


スレイブ・ナカムラ


長年の研究が実り、青色LEDが製品化されました。中村氏は一躍時の人となり、様々な場所での講演を依頼されるようになります。

しかしアメリカの同業者達からは発明に対する給料以外のボーナスが少ないのではないかとして、言いなりになっている、現状に甘んじているとスレイブナカムラとあだ名されていたようです。


404特許をめぐる裁判


ここからおかしくなってきます。まず2000年に日亜が中村氏に対して秘密漏洩で訴訟を起こしています。アメリカの地方裁判所においての訴訟だったのですが、この裁判の反論などの準備のため、研究に支障が生じるだけの時間を取られました。

2001年には逆に中村氏が日亜を提訴。自分が業務開発した青色LEDに関する特許、通称404特許の譲渡とその報酬を増やすべきだというないようでした。
「裁判を通して続けられる日亜からの攻撃をやめさせるために日本で裁判を起こした」との発言を、中村氏はしています。
こちらの訴訟では最終的に和解が成立しましたが、日亜はその後特許を譲渡ではなく放棄しています。



「喧嘩したまま死にたくない」


周囲からなんといわれようとも研究を続け、成果を出したわけですが、なぜ日亜からいきなり訴訟が出たのか疑問は残ります。

当事者たちにしかわからない何かがあったのかもしれません。

少なくとも中村氏の最近の発言では和解というか、「喧嘩したまま死にたくない」と言っており、「お互い誤解していた過去は忘れましょう」とも言っていることから、何か誤解がこじれた結果なのかもしれません。



それにしても「喧嘩したまま死にたくない」という言葉は深いですね。色々と考えさせられる言葉です。


関連リンク
話題の青色LEDおさらい
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突然の大雪で立ち往生しないために知っておきたいこと

普段雪がふらない土地ほど、大雪は怖い。


大雪は毎年どこかで発生するものですが、その被害は侮れません。死者やけが人も多いですが、家屋への被害、農作物への被害と後を引くようなダメージをもたらすことになります。

東京でも時には記録的な大雪となり、路面が凍結して事故が起きたり、交通機関が麻痺して帰るに帰れず立ち往生となったりすることもあります。
関東や関西に関係なく、雪は降るときは振り、時には積もりますね。


大雪警報と大雪注意報の違いとは?


気象庁ホームページによると、「警報」は重大な災害が怒るおそれがある場合、「注意報」は災害が起こる恐れのある場合に行われるとされています。

今までは警報が発生確率が高く、注意報は発生確率が低いのだと勘違いしていましたが、確率とは関係なく、予測される災害の規模で警報・注意報が変わるようです。


警報・注意報を出すか出さないかの基準は臨機応変


災害の予報は、従来の基準よりも厳しい暫定基準で警報などが発せられることがあります。

地震で地盤が緩んでいたり、火山の噴火により降り積もった灰が原因で災害が発生するなどの危険が考えられる場合には、各地域にあらかじめ用意されている厳しい基準で注意を促します。


都会での雪の怖さとは?


元から雪の降る地方の人は、雪への対応法がミームとして存在しています。ですが雪の降らない地方で大雪が降ると、耐性のなさから大きな事故が発生することもあります。
具体的な例を挙げると、路面凍結による歩行者の転倒、車なら交通事故ですね。


雪の日に車を運転する際の注意点


スキーによく行くような人は既に知っているかもしれませんが、雪道運転の予備知識を紹介します。


1:スピードは出さず、車間距離は普段よりも多く取ること。これはスリップを警戒してのことです。また、急ブレーキなどは非常に危険です。

またカーブ途中でブレーキを掛けるのはスピンする可能性があります。十分にスピードを落としてから曲がりましょう。


2:ぶつけられる危険もあるため、ヘッドライトを点け、あなたの車が見えやすいようにします。


3:それでも、もしも車がスリップし始めたら、慌てないでアクセルからゆっくり足を離し、速度が落ちてきたらハンドルを動かしてコントロールを取り戻します。


とにかくスピードを出さないようにしましょう。スリップやスピン=事故になってもおかしくありません。

天気予報などで大雪や気温が極端に低くなると予想できる日には、車での移動を避ける事を考えるのもひとつの方法です。
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計画を立てて年末の大掃除を今年こそやり遂げよう


年の暮れには大掃除を、と考える人は多いかと思いますが、年末はやはり忙しく時間はなかなかとれません。

ダスキンなどのプロの代行サービスに依頼するのも手ではありますが、自分でやりたい人も多いでしょう。

やはり計画を立て、スケジュールに沿った順番で効率的にやる必要があります。目についたり思いついたところから始めるのではなく、少し時間を取って計画をたてるところから始めましょう。


大掃除の計画をたてるために


1:時間がどれだけあるのかを調べる


大掃除に割り当てる時間がどのくらいあるのか可視化しましょう。もしも細切れのスキマ時間しかないのなら、10月や11月から少しずつ片付けていく予定を立てることもできます。


2:自分が一番気になっている所はどこか?


家の中で絶対に掃除しておきたい場所、ありますよね。台所の換気扇が油でベトベトだったり、網戸やブラインドがホコリで黒ずんでいたりと、いつも生になっている所をリストアップしていきましょう。

この時、キッチン全部が気になるといったような大きなタスクになりそうなときは、さらに細かく分けましょう。コンロの周り、食器棚の整理など具体的に書いておくのが効率的に大掃除をするコツです。


3:それぞれの掃除の仕方と道具を準備する


例えば部屋の掃除では、フローリングか畳かでやりかたは違ってきます。水拭きがいいのか?乾拭きがいいのか?洗剤にも浴槽用や台所用があるので、専用の洗剤を用意するのがいいですね。

網戸を綺麗にするにはメラニンスポンジが有効ですし、油汚れには重曹を使うなど、知識があればあるほど大掃除ははかどります。

その他色々とある便利グッズも活用しましょう。スケジュールを立て、順番通りに片付けていくのが大掃除をやり遂げるコツです。


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Todoリストでやりがちな失敗と、上手に使いこなす方法とは?
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Todoリストでやりがちな失敗と、上手に使いこなす方法とは?

Todoを使いこなしていますか?


Todoとは「するべきこと」の意味。Todoリストは使っているでしょうか。色々なフリーソフトやテンプレートもネットにはあり、珍しいものではないですね。ジョルテやevernoteなどでもTodoが活用できます。

スマホでも対応アプリが豊富にあるので、特に仕事において使っている人のほうが多数派なのではないでしょうか。

ですが活用できているか?と聞くと自信を持ってYESと答えられない人もいるようです。


Todoにいつまでも残っているタスクはありませんか?


豊富にあるTodo管理ツールですが、記入する項目がどんどん増えていき、タスクが常にパンク状態、見るだけでやる気が無くなるという状態にしてしまうことはないですか?

その中からやりたいタスク、楽なタスクだけ選んでこなし、達成感を味わい、厄介な本来やるべきことはずっと残ったまま・・・というパターンも珍しくはありません。


本来の意味、「するべきこと」としてTodoを活用するためには、Todoの使い方を見直す必要があるかもしれません。


Todoを使いこなす手順


1:まずは全てを書き出す


後から「アレもやらなきゃいけないかな?」と悩んだりしないように、全てを書き出しましょう。


2:ゴールをハッキリさせる


「どうなれば終わりなのか?」をはっきりさせましょう。ここを疎かにすると、時間がなくなる原因となります。いまいちゴールが明確にできないのなら、そのタスクは細かく切り分けて、ゴールの見える小さなタスクに落とし込みます。

また、相手や時間が関わるタスクの場合にはタイミングや準備が必要となってきます。そのための用意もしておき、手際よく終わらせる事ができるようにしておきましょう。


3:優先度を決める


やるべきこととその手順が作れたら、次は優先度を考えます。

まず緊急か、そうでないかで二つに分けましょう。別れた二つをそれぞれ重要か、そうでないかで分割します。

結果的に4つのカテゴリーができることになります。


緊急で重要な場合、すぐにでもとりかかりましょう。

緊急で重要ではない場合、人に任せたり手際良く終わらせたりと素早く片付けましょう。

緊急でないが重要なものの場合、じっくりととりかかりましょう。

緊急でなく、重要でもないものは一番後回しです。


この分割の仕方は時間管理のマトリックスと呼ばれ、優先順位をしっかりつけるために役立ちます。




いかがでしたでしょうか。もしも今まで優先度を考えずにTodoにタスクを詰め込んでいたとしたなら、ぜひ活用してください。

ゴールの明確化などで色々書き込むことが多くなるので、マインドマップを使ったほうが楽だと思います。

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時間に追われるのではなく、追いかける側に回る。
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話題の青色LEDおさらい

日本人三名がノーベル物理学賞を受賞


今話題の青色発光ダイオード。発明者である名城大学教授・赤崎勇氏、名古屋大学教授・天野宏氏、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏の三名はノーベル物理学賞を受賞することとなりました。


そもそもLEDとは?


LEDは「Light Emitting Diode」の頭文字であり、発光ダイオードと訳されています。蛍光灯と比べ寿命が4倍ほど長く、消費電力も少ないので、オーディオ機器のディスプレイなどに昔から使われていました。

知っている人も多いかと思いますが、紫外線をほとんど出さないことも特徴としてあげられます。このため街灯に使っても虫を寄せ付けず、美術館の照明に使っても美術品を痛めることが比較的ありません。


青色LEDはノーベル物理学賞をもらえるほどにすごいのか?


青色LEDの何がすごくてノーベル賞がもらえたのでしょうか。色が違うだけなら大したことないじゃないかと思う人もいるかもしれません。

LEDの発光色は、その材料によって違います。赤と緑は昔からあったので覚えている人もいるでしょう。ですが今まで青はありませんでした。青色を出す材料がなかなか見つからなかったのです。

白い光に青いフィルムでも貼り付ければいいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、光の三原色である赤、青、緑が揃わないと、そもそも「白い光」が作れません。


光の三原色が揃った


今回窒化ガリウムという材料を使うことによって青色LEDが開発されたことは、青色が使えるようになっただけではなく、「光の三原色が揃った」という意味があるのです。

このためディスプレイ、家庭用の照明、前述した街灯や美術館などでも使うことが出来るようになりました。パソコンのモニターでもLEDが使用されている物が出始めています。

また、3月11日の地震と津波、そして原発事故によって生まれた節電意識から、消費電力の少ないLED照明に切り替えようという意見も出ています。これらも青色LEDが開発され、光の三原色が揃わないとありえない話だったでしょう。


青色LEDはわかりやすい文明への貢献だった


この発明は、とても分かりやすい形で身近な影響を与えた発明であったと思います。青色LEDが発表されてから瞬く間に家庭用の照明LEDが発売され、長持ちするからと我が家でもトイレや玄関に導入しています。
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