ロシア国債が一段階引き下げ 投資不適格一歩手前
アメリカの格付け会社であるムーディーズがロシア国債の格付けを一段階下げ「Baa3」に。
理由は原油価格とルーブルの急落で今後経済が落ちそうだからとのこと。
今ロシアはウクライナをめぐる問題の制裁として欧米に経済制裁を受けていて、今後とどめになるかもしれないそうな。
Baa3はギリギリで投資適格級とされていて、その下のBaからは「相当の信用リスク」という扱い。ジャンク級とも呼ばれる。ちなみにギリシャはムーディーズがCaa1をつけている。信用リスクが極めて高い状態。もっとだめだった。
で、格付会社って信じていいの?
ところで格付け会社、ゴールドマン・サックスやムーディーズ、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)といろいろあるけれど、リーマンショック以降格付けを各社コントロールして、そのパニック売に乗じて結構稼いだという噂。為替はインサイダー取引が罪にならないからねぇ。
S&Pなんてアメリカに民事訴訟されている。何をやったかというと前述の三社、サブプライムやモーゲージ証券に高い格付けをつけたから。その後どうなったかは御存知の通り。
この格付が利益目的だったのではないかとアメリカに訴えられた。結果は和解だったけど、まぁ被害の拡大には少なくとも一役買っている。
格付会社そのものも金融商品を購入しているので、公平中立な立場での格付けではない。というか何を言ってもポジショントークなんだけど、格付けでいちいち価値が上下するのが現状。
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