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決断疲れ、気力・精神力・脳のスタミナについて

決断疲れ、気力・精神力・脳のスタミナについて

 
 
最終更新:2018/05/02
 

体も頭もまだやれるはずなのに、気分的に疲労している。
他人と同じことでも、自分だけは妙に消耗する。
いつもと同じことが、今日はできない。
一つのタスクのクオリティが、いつも安定していない。
 
やる気だとか、気力だとか、決断力だとか、精神力だとか、そのような名前で呼ばれる何か。
 
それを「発揮する能力」は一般的には腕力や知識と同様「身についた/備わった」もののようなイメージを持たれることが多い。つまり増減の概念はなく、その者の「性能」のような扱いを。あるいは単純にやる気の問題とされることも。
だが「必要量を必要に応じて発揮する力」の少なくとも一部は、「体力」のような増減、特に「疲労と回復」の概念がある。
 
どのくらいで疲れるのか、何で回復するのか、そして鍛えることは出来るのか。
 
根性論だと「頑張れ」の一言で終わるので、ここでは「脳の疲労」として捉える。
 
◆目次
・消耗のタイミング
・消耗の大きさについて
・消耗に依る自覚症状
・回復する方法
・鍛えることが可能かどうか
・まとめ
・メモ
 

 

 

◆消耗のタイミング

決断・選択の時:

「迷った時」に消耗する。これが非常に些細な選択でも消耗はするらしい。何を食べるかだとか、靴下の色だとかでも。
 
これを知ってか知らずか、同じ服装を続ける成功者もいる。
 
アップル創設者のスティーブ・ジョブズ(黒いタートルネック、ジーパン、スニーカー)
初の黒人大統領のバラク・オバマ(ブルーかグレイのスーツの二着だけ)
Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ(毎日同じTシャツ)
アインシュタイン(同じ服装、そしてあの髪型)
 
・マーク・ザッカーバーグは、『食事や服装を考えるなんていう小さな決断でエネルギーを消費したくない』、『決断の数はなるべく減らしたい』、と語っている。
 
・バラク・オバマは、他に決断するべきことは沢山あると語っている。
 
・スティーブ・ジョブズもいつも同じ格好だった。言葉通り「一生分の量」、数百着を注文していたそうだ。今後服のことは考えなくていい、という量を。
 
・彼らの姿勢は「余計なことで悩んでいられない」と物語っている。決して「効率よく全部やろう」なんて考えていない。決断できる数には限界が有ることを知っているかのように、「些細なことにはそもそも悩まない」環境づくりを意識している。
 
……そもそもこうやって「余計なもの」をバッサリ切り捨てた生活パターンを構築できる時点で凡人よりも取捨選択の能力が高いと見るが。
 
・ちなみに中国には、
 
兵士は朝、やる気に満ちている。
昼は、飯のことを考えている。
夕方は、交替のことを考えている。
だから、城を攻めるなら朝は避けろ。
 
というような話がある。
 
要するに、「減るもの」としての捉え方は昔から国を問わずにあるようだ。だからこそ「頑張る」だけでは無理がある。
まぁそういうのが必要な場面もあるが、それよりも問題は自分で自分を責めることが多い点だ。このくらい出来なきゃいけない、この時間ぐらいは集中できて当然だ、このくらいやり遂げなきゃならない、etc。
 
非があるなら自分を責めるのも有用だろうが、そもそもの「出来て当然」なイメージが現実味がなかったとしたら。モグラが空を飛ぼうと必死で手をバタバタさせてるようなものだとしたら。
 

・行動を切り替える時

今やってることを切り上げて別のことをやる、などでも消耗する。ツァイガルニク効果と呼ばれる終わるまで気になり続ける心理、作業興奮と呼ばれるやってる内にやる気が出てくる心理などが人間にはある。これらは例えば時間どおりのスケジュールで動くためにはマイナス要因となることもある。
 
こういったときに予定通りに行動を切り替える時に消耗する。まぁイヤイヤやってるならすぐにでも放り出せるかもしれないが。その際は取り組んでいる時に消耗しているだろう。あるいは、取り組む前、考えた時点で。
 
「寝る時間なのになんとなくスマホをいじり続ける」などは、行動を切り替えるだけのエネルギーが既に枯渇している可能性がある。寝たくないわけでもなく、スマホを見たいのでもなく、スマホを見るのをやめられない状態。なおさら寝たほうがいいかもしれない。PCやスマホの特にSNS、そしてテレビは「完全に受動的に新しい情報/刺激を受け続けることができる」という点で自主性と正反対の非常に厄介な存在だったりする。
 
人間、異常が生じたら何か症状が出るものと思い込むフシがあるが、これは真っ先に「気付く力」、「逃れる力」、「適切な行動をするためのリソース」が枯れ果てるという恐ろしい話でもある。
 
ブラック企業などでうつになった、あるいは自殺した者の話題で「そうなる前にやめればよかったのに」というのは、根本的に間違っているだろう。「逃げるための力」が環境や無理難題、つまりは「休むヒマがない」事により真っ先になくなる。後はジリ貧だ。実際自殺者の「環境」は、サビ残、休日出勤、深夜や休日にひっきりなしの電話、そして呼び出しなどが頻繁だったケースが多い。
 
 
 
・学校や職場ではそうでもないのに、自宅では家事や勉強には気乗りしない、ということは多い。人間の意志は結構、その場の空気などの「後押し」に動かされているのかも知れない。図書館でなら勉強が捗る、とかね。
 

・我慢する時

我慢とは、欲求や感情、あるいは単純にどうにかしてしまいたい誰かに対して「それをしない」という意思決定をすること。または欲求や感情を抑え続けること。
 
言い方を変えれば「自己制御に気力を使い続ける状態」。使うんだから消耗する。
 
目につくのは一般的な環境ですら十分に消耗する要素が溢れていること。
 
環境といえばごちゃごちゃした部屋だと脳の処理速度が落ちる、なんて話もある。単純に処理しなければならない情報量が多いから。
漫画でも目に入れば「読むか読まないか」、あるいはどんなものでも「片付けるか片付けないか」の「選択」が浮かぶわけで、目に入るものを単純に減らすだけでもエネルギーの節約にはなるだろう。
 

◆消耗の大きさについて

他人はなんともないことが自分だけ疲れるということがある。
単純に得手不得手と言ってしまえばそうだが、これはその対象に対しての苦手意識、完璧にやり遂げねばならないという思考、警戒心、緊張感と言った脳の「過活動」とも言える。その分負担は大きいため、疲れる。端的に言えば「頭の中でやってる作業量が多い」。結果が同じなら損でしかないが。
 
同じことでも今日は妙に疲れる、というのは「最初から疲れている」可能性。相対的にタスクの難易度は上がるためだろう。当たり前といえば当たり前だが。
 

◆消耗に依る自覚症状

「飽き」:同じことを続けるということは脳の同じ場所を使い続けることだ。「集中力がきれる」あるいは「飽きた」と言う現象は、これによる「局所的な疲労」だとする説もある。そのため、それを続けられずに別のことが気になりだす。「注意を束ねられなくなる」。
 
「適当な判断、普通を選ぶ」:基本的に決断疲れの状態では反射的、反応的になる。勧められるままに何かを選ぶか、最終的に「標準」に近い物を選ぶ傾向がある。
 
モデルケースとしてはスタンフォード大学経営大学院・レバーブ准教授が行った自動車のオーダーメイドでの実験がある。
 
56種類の内装色、26種類の外装色、25種類のエンジンとギアボックスの組み合わせ、13種類のホイールリムとタイヤの組み合わせ、10種類のハンドル、6種類のバックミラー、4種類の内装スタイルと変則ノブ。これらを組み合わせてあなただけのカスタムオーダーカーを注文しよう!
…字面だけで疲れるわ。
 
これを選ばせるわけだが、750人を2つのグループに分けた。選択肢そのものは同じなのだが選択肢の数が少ない順からのグループと多い順からのグループとに。
つまり4種類の内装スタイルや変速ノブから選ぶグループと、56種類の内装色から選ぶグループ。
 
結果は多い順からのグループがだんだん適当な選び方をし始め、「もう標準のでいい」と言い出す率が高かった。少ない順から選んでいくグループはそれほどでもなかった。
 
ここから分かることは、「決断疲れ」を起こすのは「決断の回数」ではない点だ。「選択肢の数」であること。
まぁ見方の違いに過ぎないよ。100の内1つを選ぶのは「一つの決断」とも言えるが、「99の選ばないという決断」もやっているわけだ。
 
身も蓋も無いことを言うと、「頭使うと疲れる」。そして言われるままになるか、最も安全だろう「普通」を選ぶ。頭使いまくった結果出した答えが「普通を選ぶこと」じゃあ、なんか損した感じだね。
 
「衝動買い、あるいは買いすぎ」:適当判断と似ているが、例えばスーパーマーケット。確か20分だったかな。そのくらい長居していると余計なものを買う率が上がってくる。商品が目に入るだけで買うか買わないかの「選択」そして「決断」は行われており、20分くらいで枯れてくるということ。
 
つまり決断のエネルギーは「思考」ではなくほぼ「認知レベル」で使用されている。心がけ程度じゃ制御しきれないだろう。なおさら疲弊しない環境づくりが重要と思われる。まぁこの場合は買い物メモでも見ながら買うくらいしか手はなさそうだが。
 
スーパーマーケットと言えば、一つクイズを。ビジネス的な思考で答えられたし。
 
問:スーパーマーケットにある買い物かごやカート。何のためにあるか?
 
 
 
客のためじゃないよ。「たくさん買わせるため」だ。客の「買える数」を増やすため。この状態で決断疲れが起きたら、まぁカゴの中身が程よく溜まってくるまで色々突っ込むだろうね。老人にこの現象が多いのだが、決断力の「最大値」そのものが減っているのだろうか? 実際前頭前野が衰えているとかなんとか。
 

◆回復する方法

ポモドーロテクニック。25分集中し、5分休むというライフハック。これで集中力を維持できるというもの。類似したもので48:12法というものもある。48分の集中、12分の休憩。
これらから考えるに、「休憩」は回復として効果が大きいと言える。この休憩の内容は特に指定はされていないため、「今やっている作業=今使っている脳の部分を休める」認識で暫定としては良いだろう。
 
カフェイン。これは……。身近ではあるが、頼らないほうが良いだろう。
 
第一に依存性がある。効果が薄くなり、必要量があがる。結果後述する副作用は強くなる。
第二に副作用として後で余計に疲れる。
第三に同じく副作用で不眠の一因であることから。カフェインが体から無害化されるのが人によっては12時間近くかかる。カフェイン中毒がカフェイン切れて頭痛くなり始めるのがこのくらい。2~4日でこの症状は消える。
 
中年ぐらいになってパニック障害を発症した者には、カフェインを断つことが治療に有効、という話もある。総じて「脳を無理やり活動させるもの」という捉え方でいいのではないだろうか。まぁ度が過ぎれば、だけれどね。
 
・根本的な話、「疲労」とは体からの「休め」というシグナルである。素直に休める状況なら休んだ方がいいだろう。実際におとなしく休んでみれば分かるが、10分程度の休憩で一時的には盛り返す事が多い。
 
別のことをやる。気分転換。脳の一部分のみの疲労ならば、その部分さえ休まればいい。メリットは休憩で時間を潰す必要がないこと。ただしどの部分を使っているのかが分からなければ話にならない。別のことのつもりで、同じ部分を使っているかも知れない。
 
このあたりはMRIでもなければ正確な判断はつくまい。大雑把に頭脳労働と肉体労働で分けるくらいが確実か。妥協して「別ジャンルを気分転換でやる」くらいか。もちろん自分で色々試して見るのが一番いいだろう。
 
部屋を変える。または環境を変える。オーストラリア・メルボルン大学の調査では環境変化が決断疲れを回復させるとの結果を出した。単純作業をひたすらさせるのだが、Aグループはそのまま続行、Bグループは部屋を移動(もちろんそれ以外には何も違いはない)した所、Bグループは疲労が見られなかったとのこと。
 
部屋の違いがどんなだったのかの情報がこちらにはないが、単純に脳が「環境が変わった」と認識すれば良いと思われる。
  
パワーナップ。15~30分程度の仮眠。集中力や記憶力が上がるともされている。上がるというか、起きっぱなしだとだんだん落ちていってるだけだろうこれは。起床時間と作業効率低下の関係としては、15時間起きてると酒気帯び運転レベル、17時間で飲酒運転レベルだそうだ。
要するに起床している限り消耗し続け、下降の一途を辿る脳のパフォーマンスの「回復」。
ちなみに30分以上仮眠をとってしまうと、脳がガチ眠りしようとするため起きることに手間取り、余計疲れるとされている。
 
判断する、集中し続ける、行動を切り替えるなどは脳の前頭前野で行うとされている。つまり他は休めてもこの部分はぼーっとしてる時以外は「何やっても疲れる」。だからこそ消耗を抑えることを意識したほうがいいと思われる。
 
ただし回復力もかなり高いように思える。素直に休憩を取ってみるといい。再開時の気力が違う。流石に熟睡して起きたときくらいに長持ちするわけでもないが。
 
 
 

◆鍛えることが可能かどうか

出来たら苦労しないんだが。多分、無理なんだろう。もしかしたら鍛える方法もあるのかも知れないが、日常の延長線でそれが鍛えられたような話は見当たらない。
 
俗に「成功者」と呼ばれる前述のスティーブ・ジョブズ、バラク・オバマ、マーク・ザッカーバーグ、アインシュタインにしたって「節約」をすることにより自らのタスクに注力するスタイルを取っていた。逆を言えばそれで十分事はなせるということにもなる。もちろんエネルギーの話に限れば、だが。
 
一見してパワフルな人間たちは「悩まない」傾向が強いようにも見える。長期的なプランを練ることもあるだろうが、決断そのものは早いような。決断スキーマの改善・改良に重きを置いているような。
 
そもそも何もしなくても(ぼーっとしてても)脳は疲れる。何もしていない時は脳はデフォルトモードネットワークが活発になり、脳のアイドリング状態となり、それがカロリーも酸素も大量に消費する。なにかやってたほうが「気が紛れる」というのは気のせいではない。
 
脳のスタミナを鍛えることよりも、節約すること、そもそも浪費しないことに意識を向けたほうが現実的だろう。
 
物事には大抵は「慣れる」。これは根本的な意味での飽き(刺激がない)にも通じるがそれは置いておこう。慣れることにより脳の負担は減る。というか初見の時が働きすぎなんだと思うが。「慣れによって無駄がなくなる」と言った方が適切かもしれない。これも一種の「節約」になるだろう。
 
言い方を変えれば、「消耗を減らす」という方向でなら、何らかの修練も可能だと思われる。まぁ単純に慣れろって話と、後はシステム・環境づくりだね。ただ、お察しの通り大抵はタスク単位での慣れと工夫となる。「要領がいい人」とは、そこら辺が上手い人を指すのだろう。
 
・逆から見てみよう。即ち「決断力の最大値は低下するか否か」。これだと「低下する」が答えだ。前述の老人の話。買い物しすぎる傾向。
 
彼らの言い分で多いのが「物のない時代で苦労した経験から」とかだが、これは筋が通っていない。実際単純に「捨てられない」だけで大事にしているわけではないし、そもそも必要かどうかもわからない状態でとりあえず買うというのが根本的に判断力がもうない状態だろう。その上で家族が腐ってきた食料とか捨てると泣きながら殴りかかってくるケースとかあるらしい。
 
それ以外にもホーディング(溜め込み症)の傾向が、認知症だと高まると言われている。簡単に言えばゴミ屋敷とか。これも、もったいないとかまだ使えるじゃなくて「捨てられない」「捨てる決断ができない」からだ。「もしかしたら使うかも知れない」と。
 
ゴミ屋敷住人だと外からわざわざ拾ってくるパターンも多いが、あれも「スルーが出来ない」「我慢ができない」という意味では決断力が枯れているとも言える。
 
まぁそれだと際限なくスーパーの袋やら菓子箱やら貯め込む主婦とかやばいってことになるが、際限なくなら実際やばいかもしれん。量の管理ができているなら大丈夫だろうが。
 
ともかく、これら決断力の最大値の低下と見える現象は存在している。この根本的な原因が前頭前野の物理的な「萎縮」だ。脳は加齢により萎縮するのだが、特に前頭葉、側頭葉は他よりも萎縮する。
 
となれば、そのあたりを意図的に鍛えることで決断疲れに対抗した「スタミナ作り」も可能かもしれない。実際脳が未発達な子供の内に生理的欲求の我慢、つまり食事の時間まで間食しないだとか、じっとしているだとか、そういったことをすると発達するとされている。集中力・持続力がつくんだとか。まぁ大人になってからじゃ尚更一朝一夕じゃ身につかない、気の長い話となるだろうが。
 

 

◆まとめ

簡単に言えば脳疲労自体に二面性があるように見える。
 
1:使用した部分の疲労
2:使用しない部分の「麻痺」。環境変化や些細な刺激で疲労が回復するのは、厳密にはそれは疲労ではなく未使用部分の「眠り」の状態ではないか。故に「刺激」で再び活発になるのではないか。
 
これらの蓄積が一定を超えると決断疲れ、気力枯れの状態となる。
 
前述したが、ちょっとした休憩、ちょっとした気分転換程度でリフレッシュは出来るため、2の側面が大きいように思える。
 
逆を言えば人間は大抵「何か」を「一切休まずに」、「やり続けている」。まぁスマホ見るとかテレビ見るとか嫌なこと思い出すとか将来に不安を感じるとか非生産的な「何もやってない」と言ったほうがしっくりくる事が大半だろうが。じゃなけりゃこんなとこ読んでないでとっくにぐっすり眠っているだろう。
 
まぁ、そういう生き物、というか脳の仕様がそうなっていると思ったほうが良い。厳密に言えば一所に意識を向け続けるのは大抵の場合数秒しか続かない。試しに何か一点に視線と意識を向けてみると良い。速攻で「意識だけ」は周りを探ってるだろう? 思考などの内面か、他のオブジェクトにかはそれぞれだろうが。
 
どの道疲労状態で無理をしてやり続けるよりも、5分10分の休憩やちょっとした気分転換を挟むつもりのほうが大抵は長期的にパフォーマンスを発揮しつづけることができる。
 
・熟考の果てに選ぶことが悪いとは言わない。だが「どうでもいいことは適当に選ぶ」ということが自ら出来ないと、速攻で疲れ果てるだろう。
 

◆メモ

・ゲシュタルト崩壊は、脳の同じ場所ばかり使い続けた結果の「局所的なブレイクダウン」ではないのか。あるいはそこへ「アクセスする機能」の疲労による違う場所へのアクセス=エラー。
 
人間は、「考えをここで切り上げる」と判断するのが下手だ。切り上げ時ははっきりしている。ループしたときだ。だがこれが出来ずに「反芻」し続けるのは個性とか性格のせいとはかぎらない。決断疲れ、脳の疲労かもしれない。それこそテレビをボーッと見続けているのと同じ様に。
 
ニーチェ曰く、「嫌なことばかり思い浮かぶのは疲れているせいだから寝ろ」とかなんとか。
 
・やるやらないの決断は決断力を使う。突拍子もない思いつきに対しては「それは後で」って言って脳を騙しといたほうが低コストで済む。
 
・今回は直接関係ないが、自律神経にダメージ/疲労が蓄積するという話がある。自覚症状としては「漠然とした不調」。慢性的な疲労感や意欲減退。症状だけ見るとうつ状態にも見える。これも体感的には「常に気力が尽きている」状態になるだろう。回復するには深い睡眠が必要なんだとか。
 
自律神経は気にしたほうが良いものだと思う。春のキチガイの大量発生、五月病、冬期うつなど季節的によくあるメンタル的な異常はこのせいではないか。後は季節の変わり目が大抵うつ病の人たちがしんどそうだしな。日常で気を使うとしたら、睡眠はもちろんだが入浴くらいか。もしこういった不調を感じていて普段シャワーだけなんだったら、試しに湯船に浸かってみると良い。
 

 

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