パソコンをウイルスから守るためには?
2010年のシマンテック社調査によると、その時点でコンピュータウイルスの種類は2億8600万種類だった。
日本だけでもウイルスなどのサイバー犯罪による被害額は、実際の被害や解決のための費用を合わせて一兆円に近いとか。
セキュリティソフトを使っていても100%は防げない。PCユーザ自身がウイルスの感染経路を知り、避けるのが一番安全だ。
PCウイルス感染経路
【セキュリティソフト】のフリをしたウイルス
それは無料のセキュリティソフトに見せかけて、あなたの手でインストールさせようとする。
インストールされてしまえば、そのウイルスは「許可されたプログラム」とパソコンには認識される。あとはやりたい放題。
マルウェアの広告などで「あなたのパソコンから○○○個のウイルスが検出されました」といったようなのがあるが、アレも怪しいな。というかアレだろうな。マルウェアの時点でアウトなんだが。
電子メールの添付ファイル
それはあなたの友人や知人、あるいは大手企業から送信されたように偽装した添付メールとして送られてくる。知り合いからだから、登録している会社だからと油断してプログラムを実行すると感染する。
添付ファイルの内容は、古典的な「拡張子が.exe」もあるが、最近では文書ファイルや画像ファイルに偽装した実行ファイル、そして厄介なことに文書ファイルや画像ファイル、PDFファイルそのものにウイルスを仕込むということまでやってくる。ファイルの種類ではもはや安全確認は出来ない。
セールステクニックのを悪用しているのか、言葉巧みな文面の場合が多い。どうしても中身が気になる場合は、知人ならば直接確認を、社名を名乗っているようなら公式サイトで確認、あるいは問い合わせをしよう。
USBメモリから
それはあなたの手によって運ばれ、パソコンに繋がった際に感染する。ウイルス対策として外部と繋げていない社内ネットワークがあったとしても、あなたの手によりウイルスに感染することになる。
盲点を付いているというか、一番厄介かもしれない。USBに繋げられるのなら別にメモリじゃなくても有りえるのが怖いところ。
USBから電源を取るタイプのものでも、販売元自体がそれにウイルスを仕込んでいた事例がある。海外の会社が作って、被害は日本で。
セキュリティソフトでスキャンをする際には、USBメモリもスキャンするべき。
なるべくなら、販売元がよくわからない製品は使わない、自分のPCに差し込むのは自分のUSBメモリだけにする、などしたい。
USBメモリを禁止している企業もある。情報漏洩もそうだが、ウイルス感染防止の目的もある。
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