ストレスが溜まる・・・軽いセクハラをいつまで我慢し続けるのか?
ボディタッチや言葉でのセクハラなど、世間で騒がれているようなものよりも軽いセクハラに悩まされている女性達は多い。
加害者は加害者で、あなたが抵抗しないラインを探り、狙ってやっていたりする。完璧に犯罪者の思考だ。
「軽いセクハラ」にはどんなものがある?
以下はネットで拾った話。
・出勤前に駐車場で毎日待ちぶせ
・やたらとボディタッチが増えてきた
・「彼氏はいるのか」
・同僚を指して「アイツはどうだ?」
・「一緒に帰ろう」
・じっと見つめてくる
セクハラ加害者はどんな相手だった?
・昔よくしてくれた上司。だんだんとボディタッチが増えてきて、エスカレートしてきた。
・自称「面白い人」の下ネタキャラ
・何が原因でキレだすかわからない地雷男
・20歳位年上の先輩社員
我慢してしまう理由
・30代、40代の独身なので次が見つかるかわからない
・職場の空気が悪くなる
・以前言っても無駄だったから
・何度言っても治らず、こちらの気力がなくなった。
我慢し続けてどうなったか
・男性不信になった
・精神的に病んできた
・今でも時々思い出す
頭が痛いね。大抵の加害者は精神レベルが低いように見える。モラハラもそうだが、セクハラに関しても加害者の自覚がないこともある。素で変態なのだ。
「我慢」のリスク
モラハラでもそうだが、「客観的に見て些細なことがつもりつもって我慢の限界が来る」ということがある。数年我慢し続けた結果、休日に買い物をしている時にもフラッシュバックする程になってしまったという話もあった。
そして、加害者側にモラルや手加減は期待できない。恐ろしく自分に都合のいい解釈をする。我慢を続けても「こいつは抵抗できない」「こいつはここまでなら抵抗しない」と考えるのが関の山だ。「自分に気がある」という気持ち悪い勘違いをしてストーカーになることすらある。
やはりモラハラ同様セクハラ加害者も自己愛性人格障害であるケースがあるのではないだろうか。思考回路がそれっぽい。
その場はやり過ごし、後からメールで言ってみたという話もあったが、失敗に終わっていた。動物や子供のしつけで大事なことは「その場で叱る」ことだそうだ。後から言っても忘れている可能性もある。このくらいなんてことはない気持ちでセクハラをする加害者もいる。
少なくとも、「不快だ」ということは伝えた方がいい。前述のとおり、エスカレートする危険性がある。
あなたの最大の武器:男女雇用機会均等法第11条
さて、プレゼントだよ。
厚生労働省へのリンク:
男女雇用機会均等法第11条でセクハラの防止は事業者の「義務」となっている。
まぁ本当に悩んでいる人には原文を読んでもらうとして、かいつまんでいくつか。
◆守られるべき労働者にはパートタイム労働者、契約社員などの非正規労働者を含める。
◆派遣労働者については派遣元の事業主、派遣先の事業主両方にセクハラ防止の義務が発生する。
◆セクハラとされる言動については、性的なことに対して、事実関係を尋ねること、噂を流すこと、冗談やからかい、しつこく食事やデートに誘う、加害者の個人的な性的話をするなど。
◆セクハラとされる行為については、関係の強要、必要なく体へ触ること、「そういう内容」に取られる画像などを配布、掲示することなど。
この資料にはセクハラのタイプにも言及されている。これによると「対価型セクハラ」「環境型セクハラ」があるとされている。
「対価型」は今現在の被害者の立場の安定と引き換えにしようとする。抵抗すれば不当な配置転換などをされるパターン。
「環境型」は被害者が苦痛を感じ、業務に支障を来す状態。変な噂を流されて、職場にいるのが辛い、など。
事業者の義務については
1.セクハラ防止の方針の周知・啓発
2.相談・苦情に応じ、対応するための体制づくり
3.迅速かつ適切な対応
などが厚生労働大臣指針として「事業主が講ずべき処置」とされている。これらをやろうとしない会社なら潰れればいいんじゃないかなもう。
ちなみに労働局雇用均等室に来る相談の半分がセクハラについてだそうだ。
諦める必要も、我慢する必要もない。
関連タグ:
ハラスメント 社会
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