オフィスで流す音楽の効果:ストレスを減らしリラックスさせる
◆オフィス機器の発達により、コピー機などの音も静かになった。その結果静かすぎてなんだか落ち着かないという声もあり、オフィスで音楽をかけることも特別珍しいことではなくなってきた。
◆音楽は人間に影響をあたえる。癒やされたり、活発になったりと様々な効果がある。意図的にそういった効果を発揮させるためには、どのようなことを知っておけばいいのだろうか?
よく言われている音楽の効果
1.マスキング効果:BGMにより騒音を打ち消す効果。雑音が気になる時には使えるか。結果的に「集中できる環境」を作れる。
2.イメージ誘導効果:無意識的な判断である「印象」を誘導する効果。落ち着いた雰囲気だったり、高級感を演出したりと、ブティックや喫茶店などではこういった狙いでBGMを選ぶ。
3.感情誘導効果:曲のタイプによって感情を誘導する。落ち着かせたり、高揚させたり。歯医者でやたらクラシックが流れているのも患者の不安を和らげるためにこの効果を狙っているからだそうだ。
感情誘導効果について
一見イメージ誘導効果と何が違うんだって感じだが、もっと本質的な部分から音楽は人間を動かす。
◆音楽を聞いた時に生まれる感情というのは、大脳辺縁系の働きなんだそうだ。大脳辺縁系は人間の情動を初め、やる気、記憶、自律神経に関わっている。
◆良い音楽を聞いて「魂が揺さぶられる」と表現する人間もいるが、あながち間違ってはいないのかもしれないね。懐かしい曲を聞いて、当時のことを思い出すこともこういうことか。
◆ただ、音楽というものは個人的な体験・好みが非常に大きく影響するものでもある。ヘビメタ好きな人は聞いててリラックスするだろうし、クラシックが嫌いな人は聞いてて落ち着かないんだそうだ。オフィスなど複数の人間がいる状況で音楽効果を狙う場合、「無難である」というのもポイントになってくるだろう。
◆また、行動誘導効果と言って、やはり早い曲調では動作が早く、遅い曲調では動作が遅くなる効果もあるそうだ。
なんか音楽の選び方として、結局テンポが早いか遅いかの違いでしか無い気がするが、急ぎの時にアップテンポの曲をかけたり、リラックスしたいプライベートな時間にはゆっくりとした音楽を流すのもいいかもしれない。ジムノペディとか。
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