道路族：子供を道路で遊ばせる親

道路族：子供を道路で遊ばせる親

家の中まで聞こえてくる大声、ボールが車をへこましたり植木を破壊する、それを取りに勝手に他人の家の敷地に入る、などなど子供を道路で遊ばせて近所に迷惑をかける親が増えているんだとか。

道路族

道路を公園代わりに遊ぶ子供、または遊ばせる親のことを「道路族」と言うそうな。

道路族の実害として、

１．奇声を発する、ボールが弾む音がうるさい、足音がうるさいなどの騒音被害

２．自転車や車との事故（ドライバーの方が被害者みたいなもんだ）

３．わかりやすく「交通の邪魔」

４．ボールでの遊びによる器物破損や、敷地に入ったボールを取るために勝手に不法侵入する

「子供」と言っても年齢様々で、道路でバスケをする中学生、道路でリフティングの練習をする小学生、色々だ。


やってる側はわからないのかもしれないが、アスファルトでボールがバウンドする音はかなり響く。

あまりにうるさいので「休日には雨が降ってほしい」という声すらある。

保護者が付いているパターンとそうじゃないパターンがあるようだ。と言っても、保護者が付いている方が、逆ギレしたり開き直ったりとたちの悪いことが多い。

罪はあるのか

道路交通法

道路交通法ではっきりと、車道で立ち止まったり座ったりといった車の邪魔をしてはならない・球技やローラースケートなどをしてはならないとされている。刑罰は１０万円以下の罰金や懲役６か月など。

往来妨害罪

道路に遊び道具を放置するなどしたばあいには往来妨害罪となり、二年以下の懲役か、二十万円以下の罰金となる。

ヘタをしたら大事故に繋がるから、重い罰なのも当たり前だろう。

通報したら警察は動くのかというと、対応したとしても厳重注意が関の山って程度らしい。警察が動く場合にははっきりと【事件・事故】が起こった時だけかもしれない。

「最近道路族が増えてきた」という点について

公園での禁止事項が増えたという点を指摘されている。公園での大声禁止・ボール遊び禁止など。


でもなんで禁止されたのかって考えると、限度を弁えない奴らが沢山いたってことだろう。「注意されるまでは全く気にしない」という種族。

公園でやりたい放題やることを禁止され、そいつらが拡散した結果が「道路族」なのではないか。

公園で禁止されているから、という言い分は通らないね。「だから道路で」っていう思考がおかしい。

あと、ボール遊び（大抵野球かサッカー）で車をヘコまされたり傷つけられたり、花壇を台無しにされたりなどで訴訟、という話もちらほら聞く。

本当に「公園で禁止されたから」なのか？

そもそもこれだけ自分勝手な思考回路をしているという前提で考えると、公園での禁止事項だけ守るのはだいぶ違和感がある。

「公園で禁止されているから道路で遊ぶ」というのは後付の理由なのではないか？

ただ単に家の前の道路で遊ばせるほうが手間がかからないってだけなんじゃないだろうか。

公園で禁止されたのを、言い訳に利用しているだけなのでは？

◆


　

• 社会
• CM(0)
• 2015/07/02 Thu.

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