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山形ひき逃げ事件 目次


山形ひき逃げ事件 目次






2014年12月20日未明、山形市美畑町でひき逃げ事件が起きた。


被害者は市内在住、東北文教大短期大学部准教授、松川俊夫さん(56)

加害者は天童市糠塚1丁目、県立楯岡高校教諭、斎藤章容疑者(60)

容疑者は被害者を1.5キロ引きずって逃げた、道路交通法違反などの疑いで逮捕された。

記事を追加していく関係で、上が新しく、下が古い記事になります。

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山形ひき逃げ:斎藤章の判決

山形市で昨年12月、東北文教大准教授の松川俊夫さん(56)がひき逃げされて死亡した事件で、道交法違反(救護義務違反など)と自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた、元楯岡高教諭斎藤章被告(61)=山形市、懲戒免職処分=に対し、山形地裁は8日、懲役2年8月(求刑懲役5年)の実刑判決を言い渡した。
http://yamagata-np.jp/news/201507/08/kj_2015070800145.php
・・・。日本って司法取引あったっけか。なんだこれ。正直求刑の五年より少なくなるとは思っていたけど。


きょうの判決公判で山形地裁の寺澤真由美裁判長は「被害者の生命や身体の安全をかえりみない非常に自己中心的で身勝手な犯行。被告人が適切な処置を講じていれば被害者の死亡は避け得た」とし、検察側の懲役5年の求刑に対し、懲役2年8か月を言い渡しました。
http://www.tuy.co.jp/program/news/localnews/49131/
言ってることと判決内容があっていない気がするのは私だけか。求刑のほぼ半分じゃないか。


 判決後、被告側代理人は「ご遺族の悲しみを思えば、当然受け入れるべき判決だ。控訴の意思はない」とする斎藤被告のコメントを公表した。
http://www.sankei.com/affairs/news/150708/afr1507080013-n1.html
・・・。ああ、気になることだけ並べておこうか。
1.警察関係者の剣道段位昇格の祝賀会に事件当日参加していた噂がある。
斎藤章は剣道部顧問である。警察というものは、剣道か柔道のどちらか、或いは両方を習わなければならない。県によって違うらしいね。まぁとにかくそこら辺のつながりで警察関係者に結構顔が聞いていたという話がある。


2.事件当日の飲酒の有無は全く報道されていない。
飲んでいたにせよ飲んでいないにせよ一言くらい言及されていてもいいだろう。真っ先に調べられる部分なのに。


3.被害者は転んだところを起きようとしていたのか、それとも道路で寝ていたのか。
事件が起きたのは年末、被害者は学生たちに誘われて飲食店に行っていたらしい。時期的に結構道路で寝ている酔っぱらいと言うのは居るらしく、それなりに事故にあったりもする。もし被害者が道路で寝ていた、或いは法廷でそう判断されたのだとしたら、この判決も納得できる、か?


というわけで、どうもすっきりしない印象。警察の集まりで酒飲ませて、車で帰ったのを見過ごしたのを誤魔化したいんじゃないかと邪推も出来るね。

法廷で全てが明らかになるわけではないし、全てが報道されるわけでもない。外野が情報集めたところでこの辺りが限界だったか。


判決を受け松川さんの弟は、「量刑については率直に言って「短すぎる」というのが私の感想です。兄がどれほどの恐怖と苦痛を感じたかと思うと、この量刑は残念でなりません。被告人には道義的な責任を一生負って生きてもらいたいと思います」
http://www.tuy.co.jp/program/news/localnews/49135/
ここのリンク先が一番詳しく書いてある。どうも懲戒免職された分減刑されているような印象を受ける。自業自得な気がするんだが、判決に既に受けた社会的な制裁も裁量に加える傾向にある。


私から見てまともだったのは斎藤をクビにした山形県教委だけという結論に。



 

山形ひき逃げ:検察は斎藤章被告に懲役五年の求刑

 
元楯岡高教諭斎藤章被告(61)の論告求刑公判が1日、山形地裁であり、検察側は懲役5年を求刑した。判決は7月8日午前11時に言い渡される。
◆【求刑】が五年。実際にはこれと同じか、少なくなるかなのだろう。短いと思うのは私だけだろうか。


検察/遺族の弁護士/被害者の弁護士


検察側は犯行動機について、「『今まで築き上げたものがダメになると思った』などと言った理由でひき逃げ行為を行ったのは自己中心的で身勝手。動機に酌量の余地はない」と述べました。

「1.5キロに渡り引きずられた松川さんの恐怖感、絶望感は察するに余りある。途中で確認すれば松川さんは助かった可能性が高く、結果は残酷なものである」

松川さんの親族の代理の弁護士は斎藤被告について「取り調べの中で供述を二転三転させるなど反省の態度は一切見られない」として法律上の最大限の刑罰を求めました。

一方弁護側は、犯行について「他のひき逃げと比べことさら大きいものではない」「社会的制裁を受けている」として執行猶予を求めました。



◆被告の弁護士も、まぁ仕事なのだろうが、「ほかと比べて大きなものじゃない」ってのはいかがなもんかと。被害者遺族かその代理もその場にいただろうに。


◆中国人ホステスはいつの間にか帰国したという話もネット上で拾った。


◆斎藤章は逮捕された時『納得いかない』と語ったそうだが、この事件に注目していた人間全員が今、『納得いかない』という気分だろう。

◆ずいぶん長いことこの事件をチェックし続けてきたが、報道、そして裁判で「飲酒運転」というキーワードを全く見ない。疑いもされていない。なぜだ?

・数件の「飲食店」へ行っている、そして噂だが「祝賀会」への参加。実際に飲んだかどうかはどうあれ、話に出てこないのは一体?


毎日新聞の報道では

検察は、

「ひき逃げ事案の中ではかなり重い類型」
「同乗者への口止めも極めて悪質」
「自己中心的で酌量の余地はない」
「長期の実刑を科し、本件犯行に真剣に向き合わせるべきだ」


弁護士は、

「手術後の足の痛みもあり、引きずった認識がなかった」

としたそうだが、さすがに無理があるだろう。足手術して耳が悪くなるわけもないし。異音に気づかない言い訳にはなってない。

加えて「そんな足で車運転するなよ」という新しい突っ込みどころも作られた。

被害者参加制度を利用して、引き続き被害者の弟さんが意見陳述をしたようだ。

「同乗者からの指摘や車底部からの異音など、兄の救護を促す要素はたくさんあった」

と述べ、

「最大限刑務所に入り、本当の罪の償いをしてほしい」

と述べた。


http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20150602ddlk06040251000c.html
◆被害者は死んでしまって、加害者はきっと出所したらチャラになった気分で生き続ける。

遺族だけがずっと忘れられないのだろう。すっきりしない話だ。天道是か非か。






山形ひき逃げ:斎藤章被告の裁判二回目

山形新聞とNHKで報道の内容が微妙に違った。

山形ひき逃げ:第二回公判について

4月20日、斎藤章被告の二回目となる裁判が行われた。


山形ひき逃げ:県教委は懲戒免職処分を決定


山形ひき逃げ 齋藤章被告の保釈許可が出る

山形ひき逃げ 初公判での検察の主張

山形ひき逃げ:今日が初公判とちゃんと報道される

番外:ひき逃げ:加害者はなぜ逃げるのか?

山形ひき逃げ 齋藤章:明日初公判

齋藤章被告を過失致死で追起訴 山形ひき逃げ事件 

山形ひき逃げ事件 教師としての処分は年度内に最終対応



山形ひき逃げ事件 教師としての処分は年度内に最終対応


山形ひき逃げ 被告が事故起こしたと罪を認める自供を始める


山形ひき逃げ 罪が軽くなる可能性がある?

被害者を1.5km引きずって逃げた齋藤章容疑者。中国人女性(ホステスとも言われている)同乗者の証言では「人が倒れている現場を車で通った」と言っているとの報道もある。


もしも、本当に被害者が初めから地面に横たわっていたのなら、刑はどうなるのだろうか。


山形ひき逃げ事件で県教委が「誠に遺憾」

県教委の菅野滋教育長は「誠に遺憾。今後、明らかになった事実を踏まえて厳正に対処する」とのコメントを発表。


へぇ。退職金をどうするのか見ものだよね。

山形ひき逃げ 道交法違反のみの起訴へ

山形ひき逃げ事件は、1月13日が勾留期限となる。

楯岡高教諭の斎藤章容疑者(60)は自動車運転処罰法違反(運転によって人を死なせたり怪我させたりした容疑)で逮捕されていたが、山形地検は道交法違反でのみの起訴とする方針だということが山形新聞で報じられた。

「引きずって死なせた過失」は処分保留として今後も調べると見られている。


山形ひき逃げ 斎藤容疑者が現場を通ったのは「知人を送るため」と供述

山形署では、祝賀会もとい飲食店で知人らとあった後、知人を乗せて車を運転して現場を通ったと考えているようだ。
トヨタのアルファード(斉藤の車と同種)で人形を引きずって衝撃がどのくらいか調べる実験などをしているようで、もう少ししたらさらに進展も見られるかもしれない。




前回に引き続き、あいも変わらず未確認の噂や情報。 「こんな噂が出ている」という認識でお読みください。


報道機関からの新情報は出てないけれど、うわさ話に限って言えば、色々出てきている。 




山形ひき逃げ 斉藤容疑者の事件についてのウワサと謎


・山形ひき逃げ事件

・本当に犯人じゃない説

・事件当日に某警部補の剣道の最高段位八段昇格の祝賀会に参加していたという情報あり







山形ひき逃げ 容疑者は事件前に飲食店に行っていた


・被害者を1.5km引きずったひき逃げ事件

・まだ事件があった時間の足取りははっきりしていない

・事件発生前に同僚6人と「飲食店」にいたことが分かった







山形ひき逃げ事件 一転して「現場通った」


今までは、現場を通っていないと言い張っていたが、「事件発生時間帯に現場を車で通った」と主張を変えていたことが28日にわかった。






山形ひき逃げ事件 斎藤章容疑者の車の血痕と被害者のDNAが一致


・山形県で、被害者が1.5キロ車に引きずられたひき逃げ事件。

防犯カメラにも写っているし、振り落とそうと車が動いた血痕も残っている。

・斉藤「逮捕に納得いかない」→車についていた血と被害者のDNAが一致




高校教諭がひき逃げ 1.5キロも被害者を引きずる


目撃情報によりシルバー系のアルファードと特定、容疑者の車と現場にあった破片が似ていることから任意の事情聴取、逮捕となった。

逮捕当初容疑者は
「現場には行っていない」「納得がいかない」と言っている。


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求刑より軽くなるのは慣習ですね

こんばんは、
日本の裁判では「八掛け」と言って、判決が求刑より軽くなるのが普通です(死刑求刑の場合はちょっと違うが)。
もともと、求刑より減刑されるのは当然みたいなものです。

不謹慎な例えかもしれませんが、小売店が定価より割引いて売るのと同じです。
「定価」自体が元々、かなり高く設定されているので小売店が割り引けて消費者に「割引感」を与えるという感じですか。
とはいえ、司法の世界で被告人に「マシな判決が出た」と思わせるためにそういう事が行われているのかは知りませんが、

もっとも、今回の裁判、求刑からの減刑率が高すぎて「八掛け」ですらないのですが、
遺族への賠償金支払いとか教諭解雇などの制裁などを考慮してのものでしょうね。
ただ、悪質な犯行なのでもっと厳しく罰して欲しかったとは思います。

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