◆ギリシャ国債が一段階格下げ
アメリカの格付け会社であるスタンダード・アンド・プアーズ、通称S&Pが、元から投機的水準とされていたギリシャ国債をさらに一段階下げ、ギリシャ国債はシングルBマイナスになった。
理由は金融機関の資金繰り悪化。今後さらに格下げの方向で見直しを続けるとのこと。
※スタンダード・アンド・プアーズの格付けでは、最上位がAAA、そこから下がAA+、AA、AAーとアルファベットの数が減っていく。
Bが一つのしかもマイナスというのは、最下位のD(債務不履行・デフォルト)から数えて八番目。もう一段階下がったら、CCC+になってしまうことに。
一方ムーディーズはギリシャ国債をCaa1からの格下げ方向の見直しをすると発表。
Caa1はムーディーズの格付けで言うと最下位のCから数えて既に5番目の位置に。
これはスタンダード・アンド・プアーズで言うところのCCC+と同じらしい。
ムーディーズが2014年12月に日本の国債をA1に「格下げ」されたというニュースがあるので、ギリシャ国債がどれだけの信頼度なのかが相対的に把握できると思う。
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