不二家の不祥事・事件 2007年
カビケーキで騒ぎになっている不二家。2007年にも期限切れの原料を使用していたとして騒ぎになっている。
発表されたのは2007年1月10日。この時点ではシュークリームの材料に消費期限切れの牛乳を使用していたことが報じられていた。
これは内部告発によって報道機関が動いた結果。
実際には消費期限切れではなく、社内規程による使用期限を超過していた牛乳を使用したとのこと。
これが発覚していたのは2006年10月。そのまま11月にかけての計八回、使用期限が切れた牛乳が使われ続けた。
このことは公表されないまま、クリスマス商戦を乗り切った翌年1月、内部告発により報道機関が動くまで闇に葬られていた。
内部告発があった翌日、2007年1月11日に当時の社長、藤井林太郎が釈明会見をしている。
公表された内容・明らかになったずさんな衛生基準
・消費期限切れの鶏卵をシュークリームに使っていた
・消費期限切れのりんごの加工品をアップルパイに使っていた
・厚生労働省の定めた洋生菓子の衛生規範の10倍を超えた(社内規程の100倍を超えた)細菌がいるシューロール
・社内規程による品質基準を満たさないプリンなどの製品を出荷
・埼玉工場では月に数十匹のネズミが捕獲されている
以上のようなことが明らかになった。その後さらに、
・関東地方の消費者から腹痛・嘔吐などの症状が出たというクレームが数件寄せられていることも公表された。
・また、1995年6月に大阪・泉佐野工場で作られた製品で、ブドウ球菌による食中毒が発生していたことも判明している。
・その後、泉佐野工場では国の定める基準よりも甘い衛生基準だったことが判明。
・商品に蛾の幼虫が入っていたことも判明。
・泉佐野工場では一年間で苦情が1693件あったことが発表される。
隠蔽体質も伺える。
埼玉工場では、原料消費・賞味期限チェック表はないと言っていたにも関わらず、二度目の立入検査でそれが見つかっている。
埼玉工場は埼玉県より食品衛生法違反の疑いがあると指摘された。
泉佐野工場は大阪府保健所から食品衛生法に基づいた業務改善命令。
これによりTBSが不二家について捏造報道をするのだが、それはまた別のお話。
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