ADHDの過剰診断
ADHD(多動性障害)の基準はDSM-Ⅳという精神疾患の診断マニュアルで定義されている。専門サイトの中には「脳の病気です」とバッサリ言い切っている所もある。
DSM-ⅣでADHDが定義された途端、アメリカではADHDの薬が十数倍の数売れるようになったとか。そのDSM-Ⅳを決める連中は、半数以上が製薬会社と金で繋がっていたそうな。
まぁこの辺りは珍しい話じゃない。WHOで初めにタバコがどうこう言い始めた奴と禁煙ガムのニコレット売ってるファイザー製薬が怪しいとか、こんにゃくゼリー攻撃した奴とこんにゃくゼリーのライバル会社が怪しいとか、まぁほんと珍しい話じゃない。
海外ではADHDの知名度は日本よりも高く、そう診断される者も比例して多い。「薬を売るための過剰な診断じゃないか」という疑惑があるってことだね。まぁ医者は必ず疑われる部分ではあるのだが。
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日本の場合はどうか
日本でも判断基準はDSM-Ⅳに従っている場合が多いそうだ。診断はチェックシートに記入する形ででき、ADHDの症状自体が、ストレス貯めこんでたり寝不足の人間だったらほとんど当てはまるじゃねーか的なものなので、テスト受ければほとんどがADHDに該当するじゃないかというツッコミも一部あるそうだ。
ただ、本当にADHDの症状で苦労している人間もいるし、今後苦労するかも知れない子供を早期発見する必要があるではないかという意見もある。治療法も一応あるのだし、やはり早期発見が望ましい、と。
薬欲しさの「自称ADHD」も居るらしく、医者も当然、それを警戒しているだろう。それほど日本では過剰診断はないのではないだろうか。
日本の場合は、ADHDかなと思ったら診断を受け、納得がいかなかったら他の病院に行ってみればいいんじゃないだろうか。この手の症状って、名前つけて言ったもん勝ちなところがちょっとあるので、セカンドオピニオンというのがこの場合妥当かどうかは知らないが、他の医者に相談してみるのもいいだろう。
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