ヤマト運輸のドライバーは大変らしい

ヤマト運輸のドライバーは大変らしい

amazonはだいたいのものが売っている。送料無料で配達も早い。米や生活雑貨など、消耗品の上にかさばるものを注文する人達も多い。

これらのほとんどを配達してくれるのが、ヤマト運輸。佐川は付き合ってられんわーってアマゾンとはほとんど関わらなくなった。これにより一層ヤマト運輸が配達を担当することになっている。

amazon法人契約でコスト削減＝ヤマト単価安い

参照サイト：http://biz-journal.jp/2015/03/post_9132.html

ちょっと前まではamazonで注文した商品を配達する業者では、ヤマト運輸を始め佐川急便、そしてペリカン便も見かけた。気付いた時には、ペリカン便がamazonの商品を届けに来ることがなくなった。どうもヤマト・佐川の二強に法人価格で競り負けたらしい。

今では佐川も別方面に注力して成果を出していて、ヤマト運輸がamazon独占でウハウハなのかとおもいきや、冒頭のamazonの送料無料・すぐに配達っていうのが、ヤマト運輸のドライバーたちにダイレクトに負担になっているそうだ。

大口契約によって単価を抑え、大量に配達を依頼する。こういったスタイルでなおかつ安くなった配達料金をamazon自身が負担。これでユーザーには送料無料になっている。

送料無料っていうのはやはり強
力で、ユーザーも購入までのハードルが下がる。一説には一日十万以上の発注があり、それらを発送していることになる。ヤマト運輸が運ぶ荷物のうち三割以上はamazonからのものだとか。

で、前述のとおり法人契約により単価が安い。その上にせっかく届けに来た所で不在だったりする。アマゾンプライムじゃない限りは時間帯指定すると別料金だからこういうのは多い。二度手間率が高い上に単価が安い仕事というわけだ。


再配達することになる荷物っていうのが１５％から２０％にもなるという。仕事の２割がやり直しっていうのはきついね。残業時間が100時間超えたことがあるとか、忙しすぎて誤配達→その料金を自腹で払ったなんて話も。人手不足や価格競争の限界から、「amazonの送料無料も終わるのではないか」という心配の声も上がっている。

なにかしてやれることはないものか

私にしては珍しく、素直に有り難みを感じる業界であるし考えてみる。まぁ、１ユーザーができることって言ったら、なんだろうなぁ。ああ、「どうせ不在票来るだろうから待ってなくていいや」ってのはやめてあげたほうがいいだろうね。

前述のとおりamazonで時間帯指定にすると送料別料金なんだけどさ、出荷通知メールの伝票番号で、ヤマト運輸のサイトから再配達希望として擬似的に時間帯指定が出来るんだよね。配達される前から。実際にやったことがある。あちらも一度で荷物を渡せる分には好都合だと思う。

というか、時間帯指定を無料にすれば再配達率下げれるんじゃないのか？通常配送で誰も居ない家にドライバーが午前中届けに来るんじゃなくて、日時指定したら送料無料にすればいいじゃないか。

※昔佐川急便のおっさんが「時間帯指定するのに家にいない人って多いよ」って愚痴ってたが。それでも減りはするだろう。

一方アメリカのアマゾンではドローン（ラジコンのヘリコプター的な何か）を遠隔操作して庭に自動配達する研究をしてるとかなんとか。庭がない家はどうすんだ。屋根か。

ニューヨークでは７．９９ドルを追加で支払うと１時間以内に届けてくれるサービスも開始した。

Googleがラクダにカメラを積んで砂漠のストリートビュー撮影してる記事を読んだ時くらいに尖った企業努力を感じるなぁ。いやまぁハイテク好きだけどね。

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