山形ひき逃げ 齋藤章被告の保釈許可が出る
現在起訴休職扱いの齋藤章被告。保釈請求が3月5日にされ、3月6日に山形地裁は保釈を許可。
3月5日って初公判があった日だよな。当日に請求か。これが普通なのか特別なのかわからん。
被告人が勾留される理由
そもそも勾留されるのは、証拠隠滅・逃亡のおそれがあるという理由があるから。あくまでも「裁判を進めるため」だそうだ。
そこまでしなくてもいいのなら、そこまでやる必要はない、というのが基本的にあるらしい。
そのために保証金(保釈金)を支払い、保釈される制度が用意されている。
保証金(保釈金)のよくある勘違い
よく金持ちが犯罪やらかして、億単位の保釈金を払って保釈されると、「金払って出てきやがった」的な批判があるが、厳密に言うと払ってはいない。保釈金はそのまま戻ってくる。
保釈金は簡単に言うと、被告が保釈中に逃げたり証拠隠滅しなかったら、裁判が終わった後で返還される「担保」である。
なので、被告人が逃亡や証拠隠滅を考えていたとしても、それをためらうほどの金額に設定される。
平成10年の統計では保釈金の大半は150万以上200万円未満、200万以上300万円未満がそれぞれ30%を超えている。
ウィキペディアによると日本での保釈金最高額はハンナン事件(牛肉偽装)における20億円、没収された最高金額はイトマン事件(戦後最大の不正経理事件だそうだ。四国の製紙会社に同名の会社があるが無関係とのこと)の6億円だそうな。これは保釈中に逃亡したらしい。
ぜんっぜん関係ないけど鉛筆の三菱と車の三菱は無関係。
ペヤングのまるか食品とイカ天のまるか食品も無関係。
斉藤被告はいくら払う?
今回の齋藤章被告は高校教師である。高校教師の平均月収は45万円くらいだという。ボーナスは年二回で4・5ヶ月分らしい。景気いいね。公務員だしね。
加えて年功序列が未だに残っている業種であり、勤続年数に応じて給料は右肩上がり。定年間近であることから考えて平均よりも高い可能性がある。
で、それらを加味した保釈金設定となると、300万円前後なのだろうか。企業や組織の犯罪ではなく個人の事件だし。
事件についての証拠隠滅の余地もないだろうし、逃亡の恐れの分だけってことでもうちょっと低いのかもしれない。
ちなみに保釈金を建て替える日本保釈支援協会や、金融業者もあるとのこと。
いやぁ、世間の評判見る限りさ、出てきたほうが苦労する気もするんだけどね。逮捕されてから三ヶ月位?まぁ出たくもなるのかね。
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