死にたくない、殺したくないと思うのが悪いか?:安全保障関連法案
自民党の武藤貴也衆議院議員は先月30日、ツイッターで、安全保障関連法案に反対している学生団体について「『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」などと批判し、波紋が広がっている。
http://www.news24.jp/articles/2015/08/03/04306012.html
これもバカッター扱いでいいんだろうかね。
まぁ、お手本見せてやれよ。竹槍持って1人で突撃するという形でさ。
誰も後には続かないだろうけどね。
実際のところは思ったことを吟味せずに言っちゃったか、
支持者かスポンサーか、そんな誰かへのリップサービスかって所だろうけれど、と思いきや。
「基本的人権の尊重」という思想によって「滅私奉公」の概念は破壊されてしまったとしており、「基本的人権の尊重」という言葉の根底には、身勝手な「個人主義」が存在しているとしている[7]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%97%A4%E8%B2%B4%E4%B9%9F
元からそういう思想の持ち主のようだ。つまりは言いたくていった、と。
きっと後悔もしていないのだろう。
さらにWikipediaには、彼が「日本は核武装をするべきとしている」と書いてある。
加えて、
7月23日のブログでは〈日本国憲法によって破壊された日本人的価値観〉と題し、憲法の三大原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)を批判。〈戦後の日本はこの三大原理を疑うことなく『至高のもの』として崇めてきた。(略)私はこの三つとも日本精神を破壊するものであり、大きな問題を孕んだ思想だと考えている〉と持論を展開しているのだ。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162357
どうも「軍国主義に憧れでも持ってるんじゃないかコイツ」という印象を受ける。
◆
・死にたくない、殺したくないと思うのが悪いか?
学生たちは、他人の勝手な都合で殺し殺されを強制される可能性を危惧している。
今小さな子どもがいる母親とかも同じ心配をして安全保障関連法案に対して反対してる。
徴兵制に反対という声もあれば、そもそも素人なんぞ邪魔だから徴兵なんぞやらんという声もある。
安全保障関連法案の全体像がぼやけていて、私にはいまいちよくわからない。
国防は必用だし、実際に領空侵犯スレスレの挑発行為のようなことを、
中国やロシアが繰り返しているのが現状だったはずだ。
ロシアとウクライナの話は結構報道されているが、
中国の侵略問題(ウイグル・チベット)はあまり知名度が無い。
隣国がそんな国が多く、日本があまり国単位で見て安全な環境ではないのも現実だろう。
だが安全保障関連法案そのものが、アメリカが「やれ」と言って安倍晋三が「わかったワン」と応えただけではないかという声もある。
ちなみに同じようにアメリカがやれといって、小泉純一郎が「わかったワン」と答えたのが郵政民営化だという話もある。
(アメリカがゆうちょの金を狙って小泉にやらせ、マスコミも当時は肯定側の報道ばかりだったので疑問視する声が目立たなかったらしい)
まぁそんなわけで話の出元からして胡散臭い。
現状を口実として誰かが利益を上げようとしているようにも思える。
実際に赤紙が来るのかどうかは置いといて、
「そうなるのは自分はゴメンだ」という意思表示をして非難される謂れはないだろう。
仮に赤紙が来るとしたら、それを受け取るのは間違いなく彼らなのだから。
つまりは他人が勝手に自分の人生や命の問題を扱っている、という状態だ。
落ち着かないことこの上ないだろう。
結局のところ、武藤貴也の発言は、「自分の意見と違うから気に食わない」というだけの、つまらない発言だと思う。
利己的なのはどっちかね。
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