考える力とは何か? その3
§理解力
一度聞いて分かる人間と、そうではない人間の違いとはなんだろう。
理解力とは、知識と知識のつながりだ。
たとえば小さな子供は「ドイツ」の場所を理解できない。フランスの北東、ポーランドの西と教えても、フランスとは、北東とはなんだ、とくる。
フランスはヨーロッパで東西南北というものがあってといえば、ヨーロッパとは何か、ユーラシア大陸の西の方だといえば、ユーラシア大陸はどこだとくる。
日本の近くの大きな大陸だといえば、日本はどこ? となる。
http://nolovenoteam.com/not-understanding-3103.html
◆
・情報の整理
またまた事前情報と言うか、暗黙知というか、そのあたりに話が戻ってくる。
ただ情報一つ一つを記憶するのでは、理解力として力を発揮できない。
理解するというのは、知っていることと知らないことがつながることだと思っていいだろう。
情報Aと情報Bの関連性、共通点など、複数の情報をまとめる。
一つ例えを。
専門用語の羅列された説明を、それを知らない素人は理解できない。
専門用語をその人にとって一般的な言い方に変えれば、恐らくその人は理解できる。
何か一つでも知らない部分があれば、もう全体は理解できなくなる。
(それこそ「理解力」があれば、他の情報との並びで推測はできるようになる)
分からないその部分は穴となって情報の欠落が起きる。
・人に理解をさせたいのなら
反対に説明する側に立つのなら、なるべく一般的な言葉を使った方がいい。相手が素人なら尚更だ。
一番怖いのは、理解できていないことに気付かずに誤解したまま自信満々に失敗されることだろうから。
もしも何かが理解できなかったのなら、情報が足りていない。
状況確認ができていなかったのか、
事前情報が足りなかったのか、
恐らくそのどちらかだろう。
要するに、「分析」か「予習」が不足していた状態で本番に臨むことになってしまったと。
脳トレや論理パズルなども確かに効果はあるが、
一番効果的で間違いなく役に立つのは予習だ。
そしてもう一つ、ペーパーテストでも無い限りは観察力も必用になってくる。
考える力とは何か? その4
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自分で考えない【思考力がない】人の特徴http://embryo.blog.shinobi.jp/lifehack/168自分の頭で考える、その前に。http://embryo.blog.shinobi.jp/ability/207
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