モラハラにも種類があるようだ
モラハラにも種類があるようだ。
加害者と被害者がどういった関係か、加害者がどのような手口で被害者に害をなすのか。
加害者と被害者の関係
1.家庭内
・夫から妻へ
よくある話。離婚を本気で考えている人もいる。
・妻から夫へ
意外とこちらも多いらしい。数は少ないが深刻なケースも多い。
・親から子供へ
親子間の確執は数が多く、その分研究も進んでいる。【モラハラ】と呼ばれることは少なく、【虐待】や【機能不全家族】として扱われている。
◆家庭内の場合、大抵はどちらかが死ぬまで永遠に関係が続く。思い切って縁を切るというところまでする人は少ない。
どこか期待してしまうのだろう。「いつか、きっと、分かってくれる/治ってくれる/愛してくれる」と。
2.職場
・上司から部下へ
ミスを執拗になじる、必用なことを教えない、やるべきことを指示しない、など。
・先輩が後輩へ
上司と部下と同じく、指導の名目でのモラハラになる。
・同僚が同僚へ
肩書は横並びだが、力関係的には決定的に差がある事が多い。悪評を流すなど、ねちっこい手口が他のケースよりも多い。
◆「職場」を「学校」に差し替えても成り立つ。つまりそういうことだ。
モラハラ加害者の手口の種類
a.人格/能力否定タイプ
「俺がいなきゃ何もできないくせに」
「誰のお陰で生きていけると思ってるんだ?」
「何度言えば分かるんだ?」
相手のミスを鬼の首取ったように喜んでなじるタイプ。
被害者のミスすら加害者が仕組んだものであることもある。
何も非がなくてもなんやかんやと言いがかりをつけてくる。
この場合、攻撃行為そのものが目的だ。だからこそ【やり過ごす】【気の済むまで言わせておく】というのはほぼ通用しない。
実際にそれらを試してみて数時間説教されたという話はありふれている。
その瞬間は彼らは自分が王であり、絶対正義だと言う錯覚を味わっている。よく言われる【しつこい】というのはぶっちゃけて彼らはいつまでもやっていたいからだ。
※というか、亭主関白は今の時代アウトだと思ったほうがいいねこりゃ。
b.存在否定タイプ
基本無視。いないものとして扱う。
必要な連絡すらしないケースも。そこからそれを被害者のミスとしてなじるコンボにつながることも。
「なんで知らないの?言ったはずだけど?」(言ってない)
夫と妻/上司と部下に多く見られる。
どれも基本的に金/権利、地位的に上位に位置するものが下位の者をターゲットにする。
この場合は恐らくだが行為そのものが目的ではない。その結果得られる被害者を【追い詰める】ことに愉悦を感じているのだろう。
だから悪評を流し味方をゼロにして、地味な嫌がらせを異常なほどの回数繰り返す。
こちらは【苦しめることが目的】と言っていいだろう。
上司が部下にモラハラをされる、というケースも有るにはあるのだが、この場合でもその組織内で加害者は周囲から一定の信頼を集めている。
総じて【周囲からの信頼度】で自分が勝てる人間を被害者に選ぶ傾向が見られる。だから外面はいい。
手口がどう有れ最終的には『自分は被害者よりも上だ』という認識を味わうのが目的に見える。
◆ちなみに叱るときのコツは【その場で】【短く】だと聞いたことがある。
モラハラ加害者がよくやる【後出しで】【ネチネチと】というのは全く正反対なわけだ。
◆また、彼らは同じことを何度でも繰り返す。飽きることはない。【時間が解決する】というのはほぼムリだろう。
◆
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