中絶示唆などのマタハラをした者へ賠償命令
札幌市中央区にある医療法人社団「恵和会」。
そこに勤務する40代の女性がマタニティ・ハラスメントを受けたとして同会を訴訟、札幌地裁でマタハラ加害者たちに支払命令が下された。
マタハラ訴訟までの経緯
原告の女性は恵和会の施設で勤務していたのだが、まぁ色々あったわけだ。
1.2011年2月以降、男性から食事の誘いなどを頻繁に受けるようになった。
1-1.男性からの連絡を無視して以来、業務内容の変更といった嫌がらせを受けるようになった。
・この部分についてはセクハラ・パワハラに該当する。
2.2012年の12月に原告である女性が妊娠を職場へ報告。
2-1.前述のストーカーパワハラ男と上司である女性から
「想像妊娠ではないのか?」
「中絶も出来る」等と言われた。
2-2.負担の大きい入浴介助の業務を一人で行うように命じられた。
・【妊娠した女性】に【負担の大きな仕事】を【1人で行なう】ように命じたわけだ。わかりやすく悪意があるね。
マタハラ裁判の判決
榎本光宏裁判官は、「違法な嫌がらせがあった」として、恵和会・実質的最高責任者・上司の女性に対して計77万円の支払いを命じ、
「嫌がらせと受け止められてもやむを得ない」
「中絶を示唆する言動は著しく不適切で、その後に肉体労働を命じたのも配慮にかけるものだった」
などと語った。
・会そのものも入れて支払いを命じられたのが以上の三名、ということは、粘着パワハラ男はその実質的な最高責任者の男ということだろうか。
・それにしても上司の女性とやら、こいつまでマタハラ発言をしたのはなぜだろうと最初は思ったが、パワハラ男が最高責任者だから同調したってオチかな?
ゴマすりに必死になってたら訴えられたんだとしたら自業自得か。推測だけどね。
まぁ訴えられたってことはしつこく悪質だったんだろうさ。
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