夜型人間の体内時計はどうなっている?
体内時計により、人間の一日のコンディションは左右される。
体内時計とは
サーカディアン・リズム、または概日時計とも呼ばれる。
人間が朝と夜とで心身のコンディションが違うのは体内時計の影響が大きい。
また、食事や睡眠などの生きていく上で必要な行為のタイミングなどもこれによって左右される。朝型・夜型の違いを考える上で「何時に寝るか」の違いに焦点を当てれば、体内時計は無関係ではないだろう。
一口に体内時計と言っても実際には複数の種類がある。脳の視交叉上核が代表的だが、肝臓などの内蔵にもそれぞれリズムを司る部分があるらしい。それどころかどの場所の細胞も持っているものだ、とする話もある。
全ての調停役兼司令塔の役目を果たしているのが視交叉上核となる。脳から視交叉上核の細胞を取り出しても、一年以上正確なリズムを維持し続けたという話もある。
体内時計とニセ夜型
体内時計の存在は「規則正しい生活パターン」には必要不可欠だ。
が、24時間10分と言われている(25時間と言うのはデマらしい)人間の体内時計が一度狂うと、寝るべき時間に眠れず、日中は常に眠いという状態になりかねない。そして夜になると眠気は消え、また夜ふかしをする悪循環が繰り返される。
睡眠リズムが24時間単位じゃなかったり、寝るべき時間に眠れないのなら、夜型という体質じゃなくて治療可能な睡眠障害だと思ったほうがいいだろう。
反対に、安定して無理なく夜型なのなら、体内時計は安定していて、あなたは本当に夜型なのだといえる。
22時から02時のあいだ起きているのは損か?
よく22時から02時までが睡眠の質が最上で成長ホルモンがうんたらかんたらという話があるが、アレも睡眠の深さの問題で、眠り初めのノンレム睡眠が一番深いとかその程度の話であり、時間帯あんまり関係ないよ説があるから気にしなくていいかもしれない。
眠れない時間に布団に入っているよりも、自分の生活パターンの安定、元からそれができているならそれの維持に努めたほうが有効だろう。
朝型・夜型の違いは体内時計の違いだとも言えるかもしれない。光や食事によって意識的にリセットが可能なので、7割の人間が朝型・夜型どちらも対応可能なスイッチ型だという話にも説明がつく。
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