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人の話を聞かない人の3つのタイプ

人の話を聞かない人の3つのタイプ


 
人の話を聞かない=「最後まで人の話を聞けない・聞かない」として話を進める。
 





・若者の自己顕示欲

ベースとして「自分はそのくらい知っている」「自分はそのくらいすぐ分かる」という「アピール」が目的となる。
「話をさえぎる」、「話題を乗っ取る」、「オチ泥棒」みたいな傾向が強い。
 
他人に認められたいというのは他者承認欲求と呼ぶが、それだけでは自分は満たされない。だが「手段」としてそれしか知らない場合、基本的に毎回毎回割り込んでまで自分の話をするか、フライングスタートしまくるしかなくなる。
 
また、「他人にそう印象づける」ことしかやっていないのでまっとうな自信も育たない。常に他人が自分を思い通りの見方をしているかの確認、あるいは他人にそう思わせるためのアピールしかしなくなる。
 
 

・老人の「聴く力」の衰え

わかりやすく言えば「年をとるとせっかちになる」ってことなんだが、厳密に言えば注意力、というよりも「注意を向け続ける力」が弱まってくる。どれだけ手短に話しを済ませても当人の体感的には「話が長い」となる。こうなると小学生が朝礼で長話する校長に対して抱く感情しか残らない。
 
厄介なことに本人には聴く力(この場合は注意の持続力)の衰えは自覚がない。緩やかに少しずつ衰えていくからだ。こういった「気づかないほどゆっくりな劣化」は大抵の場合致命的になるまで気づけない。
 
例えば認知能力は二十代後半から下り坂だと言われたりもする。認知能力の低下が数十年かけてゆっくりと進行しているのだとすれば、自分が認知症になったかならないか気にするような年、60代とか早くても50代とかの時点で既に30年は経っていることになる。その間気づかない。
 
まぁ自然な加齢による仕方のないことなのだとしても、実際にやることは決めつけや思い込み、その結果の勘違いやトラブルなどが多くなる。当人が能力低下を自覚することも必要だろう。
 
老人に限った話でもない。ITが普及して尚更になったが、まるで電卓で計算するかのようなレスポンスを人に求める者もそれなりにいる。テキストを読む際もお望みの一文を探すような斜め読みというか。まぁそりゃ技術としてアリなんだが、普通その場合前後も一応読むんだが、それをしない。要するにせっかち。つまりは軽率。
 
自己顕示欲も注意の持続力の低下も「加齢によってひどくなる」と言われている。治し方は「とにかく最後まで聞く事」だそうだ。本人の心がけってことだね。
逆を言えば、当人に問題意識がないのなら治らないだろう。問題があるとの説得も無意味かもしれない。「話を聞かない」んだからそりゃそうだ。「そういう奴」と思って扱った方が気が楽だ。というよりは、もうそれしかなくなる。
 




・喋らせない

上記2つのタイプにより結果的に相手に喋らせない、のではなく、喋らせないことそのものが目的の場合。これは性格や能力などが原因ではなく、単純に「聞きたくないから」。
 
誰だって耳が痛い話をしようと呼び止めてくる奴を相手にするのは苦痛ではあるだろうが。
これは人間的な反応と言うか、心理的な要因ってやつだろう。話題が好ましくない、相手が会話したいような性格してない、言葉遣いが気に食わない、そもそも話題に興味がない、それどころじゃない状況である、まぁ色々だろう。
 
難しく考えずとも、あなたがサイト見ててそのページを読み終わる前に閉じようと思う動機と同じだ。つまらんとか、興味ないとか、むしろ避けたいとか、長いとか。
 
要するに聞く側は「その話題を打ち切りたい」気持ちで、尚且つ相手はなんぞテンション上がってていつまでも喋っていそうな勢いの時。まぁそりゃ話打ち切るか話題を変えるかしようとするね。
 
だからこのタイプだと思う相手がいる場合、聞いてもらえない側がそもそも相手に何らかの不快感を与えている可能性もそれなりにある。話題を変えたほうがいいんじゃないのか。まぁただの雑談なら、だけど。
 
もちろん混合型もある。自慢話をしようとする→聞きたくないからそれを遮って自分の自慢話をしようとする→聞きたくないから遮って自分の自慢話をしようとする、みたいな無限ループとかあって面白い。

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