あなたがモラハラ男に捕まる可能性は?
モラルハラスメントの加害者は、職場ではほとんどが上司、それ以外では夫、彼氏がモラハラということが多い。
加害者の多くが男性なのは、自分に対しての不満や不安を、他者を攻撃することで誤魔化そうという思考になりやすいからだろう。
モラハラをしたい理由
モラハラ加害者は大体が自己愛性人格障害だと言われているが、内面的な要素は、女性に多いと言われている境界性パーソナリティ障害に近い。
というか、境界性パーソナリティ障害は本当は男女同数程度居るのだが、男性の場合は反社会性人格障害や自己愛性人格障害と診断されているだけだと、Wikipediaには記載されている。内面が同じでも、言動が違えば違う病名になるのか。
ボーダー(境界性パーソナリティ障害)、自己愛ともに、自分に対して自信がない、他人に見捨てられる(或いは無価値と断じられる)のではないかと酷く怯えている。そのため、なんとかして他人の注目を浴びる、または自分の価値をしつこくアピールするような言動になる。
その成れの果てが、ボーダーでは自傷行為であったり、自己愛では他者否定による相対的な自己アピール(要は「お前より俺のほうがすごいんだからな!」みたいな)や大げさ過ぎてほぼホラ話になってる自慢話だったりするわけだ。(結果的に「居ないほうがいい人」に自分で成り下がってるのに気づけよ、と。)
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モラハラ男の被害者の探し方
まずモラハラ男が欲しい被害者像が、言いなりに出来そう(反論はモラハラ男にとって自己否定されることだと感じる)、自分をあらゆる意味で追い越す可能性が無い(バカにし続けられる)こと。
つまり自分に自信がなく(或いは押しに弱く)、大人しめなタイプは狙われやすい。こういった異性を見つけると、モラハラ男は積極的に話しかけてくるだろう。こういったことから「初対面で馴れ馴れしい奴は注意」と人間関係において言われることになるのだろうが。
表面上は自信があるように見せかけるので、魅力的に移るのかもしれないね。かなりしつこいようだったらキッパリと拒絶した方がいい。最後に折れたりしようものなら「しつこくすればいずれは言うことを聞く」と思い込み、ストーカーのように粘着するだろう。
モラハラ男を呼びよせる女
DVやモラハラで離婚→半年くらいですぐ結婚というのを繰り返した女性を知っている。
夫婦間の相談を別の男にしていて、旦那と別れて相談相手とすぐ結婚、という形だったらしい。二度。
どうも典型的な「自分に優しい人」「自分の話を聞いてくれる人」「甘やかしてくれる人」が大好きなようで、これはモラハラ男がターゲット探ししている時によく使うペルソナ(仮面)である。というか、恋愛マニュアルにありそうなくらいにベタな手だ。
モラハラ男的には先行投資のようなつもりなんだろう。ここで愛想よくしておけば後はやりたい放題だ、と。
モラハラ加害者は、自分の「王国」を作りたがる。大抵は家庭というものがそれに当てはまる。閉鎖空間であり、自分が家長であれば、まぁ結構やりたい放題できると考えるのだろう。
そうなると当然結婚する必要があり、異性を探そうと考える。パートナーが大人しくモラハラ被害者になってくれれば彼らは幸福なのだろう。気持ちの悪い話だ。
好みのタイプが「優しい人」「話を聞いてくれる人」「甘やかしてくれる人」という人は、ちょっと気をつけたほうがいいかもしれない。こういうのも何だが、この3つは結構簡単に「偽装」できる。
モラハラ加害者がのさばるのは、そのまま治さず生きていけるからだ。そうさせないためにも、人を見る目は養った方がいい。
境界性パーソナリティ障害とは
海外ではモラハラは犯罪
モラハラ夫に我慢し続ける人は共依存の可能性があるか?
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