境界性パーソナリティ障害とは
境界性人格障害、またはボーダーライン人格障害とも。長いので「ボーダー」と呼ばれることもある。
原因は不明。先天的・幼少期の体験・周囲の環境などのせいではないかと言われて入る。経験者が言うには母親との関係が原因ではないかということらしい。
「20代から30代の女性に多い」と言われているが、Wikipediaを見た限りでは男女比はなかった。
年齢は確かに20代が最も多く(2008年で男性9%、女性9.6%)、加齢とともに少なくなっている。
もっとも、性別に関しては男性は反社会性パーソナリティ障害(犯罪者になりやすい)や、自己愛性人格障害(モラハラ加害者など)と診断されるからではないかとされている。
要するに、「表現」の仕方が違うから名前がだけで、根っこは同じなのだろう。
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境界性パーソナリティ障害の症状
感情のコントロールが出来ない。いきなり激高したり、気持ちを割り切れなくて自傷行為に走ったりなど。調べた所、包丁を振り回す、オーバードーズで倒れる、リストカットなど、相当派手だ。
感情のブレが酷く、急に怒ったり、優しくなったりする。ちなみに親がこういうタイプだと、子供は高確率で他人の顔色をうかがう人間になる。
周りの人間から無価値と断じられるのではないか、必要とされないのではないか、そういった不安を抱えている。
不安を拭うために他人、特に異性にやたらと入れ込んだり、アルコールや食事などの「何かへの強い依存」が見られる。
壊れた(或いは自分が壊した)人間関係を取り戻そうとし、相手に異常に執着し続ける。これは具体的な被害がなくても、相手には「ストーカー」「粘着されている」と感じる。
他人に対しての評価が「手放しの絶賛」か「ボロクソに言う」かの両極端である。
なるほど確かに自己愛性人格障害と似ている。自己愛の自傷行為は聞いたことがないけど、それくらいだろうか。
不安を拭うために~って部分も一見違うかと思うかもしれないが、自己愛の場合は被害者への攻撃行為そのものに対しての中毒だと考えれば似たようなものだろう。「自己愛はしつこい」というのはもはや定説のようなものだ。
ただ、自己愛性人格障害と違って「治らない」とは言われていない。前述したとおり年をとるに従って治まってくるようだ。
もちろん、適切な治療(カウンセリングなど)でもっと早く治すことも出来る。
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