自己愛の見分け方 その4
§言動で見分ける 3
ある程度お互いに慣れてくれば、相手の本質も垣間見えてくる。
段々と「自然体」を出してくる自己愛には、どういった徴候が見られるか。
・人の話は聞かない
基本的に話の主導権を握りたがる。一度握ると手放さない。
内容は洗脳か自慢話か尋問なので、相手は苦痛な時間を過ごすことになるだろう。
相手が意見を言おうとすると「話の途中で口を挟まれた」と非難する。
異論・反論は許さない。
自己愛は周りに賛同者(後の共犯者)かサンドバッグしか求めていない。
話に明確に「目的」があり、そのゴールまでゴリ押ししようとする。
結果、相手にほとんど喋らせない。
彼らの話は例えるなら、
「会話/雑談」ではなく、
「演説」「セールストーク」「プレゼンテーション」のような印象を受けることだろう。
日常会話じゃあり得ないほど、発言内容に明確なゴールがあり、
相手の心理もまたそこへ誘導しようとする。
◆
・おだてるか、図々しいか。
馬鹿にしてるのかと思うくらいに下手なおだて方をする。
内心自分の方が上だと思っているからだろう、おだてるのは下手だ。
反面、だんだん馴れ馴れしさが出てきて色々と「厚かましさ」がでてくる。
何かを頼んできたり、
何かを貸せと言ってきたり、
何かをよこせと言ってきたり、
段々エスカレートすることだろう。
その時の態度も、
「やってくれるよね?」
「してくれるよね?」
「友だちでしょ?」
みたいな、やっぱり「馴れ馴れしさ」がある。
ちょっとアドバイスしておくけど、
あなたが友人だと思わない限りは、それは友人じゃない。
「私は友人だと思ってる、あなたもそうだよね?」
みたいな圧力をかけてくるだろうが、
連中の押し付けがましさに流されてはいけない。
第一、仲良くなりたきゃ普通なら信頼されようとするものだ。
薄っぺらい手法で取り入ることしかしないから、内心「は?」と思うことだろう。
・口が悪い、性格が悪い、ドSだと自分で言う
彼らの「自然体」がばれた時の保険なのだろうか、
時々自分からそういうタイプもある。
まぁ考えるまでもなくおかしいだろう。
普通は気づいたら抑えるからだ。
彼らは口では「自分はこういう部分がある」とは言うが、治す気も自制する気もない。
それどころか、「自分がこうだってことは知ってるだろ?」と言った態度をとることが多い。
そういえば「自分はB型だからしょうがない」と常に言っていた馬鹿を見たことがある。
まともなB型に失礼だろう。
「自分はこうだから」というのが、自己愛は免罪符になると思っている。
・声がでかい
基本的に「観客」を常に意識している。
あなたは一対一で会話しているつもりでも、
自己愛は周りの人間全てに自分の発言を聞かせたくてしょうがない。
なので離れていても分かるように声がでかく、オーバーリアクションが多い。
何よりも悍ましいのはこれらが「自然と身についた」という点だ。
どれだけ長い間そうやって生きてきたんだろうね。
カテゴリ:人間関係http://embryo.blog.shinobi.jp/humanrelations/自己愛の見分け方 その5
http://embryo.blog.shinobi.jp/humanrelations/213
自己愛の見分け方 その4
http://embryo.blog.shinobi.jp/humanrelations/212
自己愛の見分け方 その3
http://embryo.blog.shinobi.jp/humanrelations/211
自己愛の見分け方 その2
http://embryo.blog.shinobi.jp/humanrelations/210
自己愛の見分け方 その1
http://embryo.blog.shinobi.jp/humanrelations/209
職場の人間関係は会社を辞めたくなる理由として多いhttp://embryo.blog.shinobi.jp/humanrelations/202フレネミー:裏切り者http://embryo.blog.shinobi.jp/monster/208あなたがモラハラ男に捕まる可能性は?http://embryo.blog.shinobi.jp/moral_harassment/191
最新記事はこちらから
サイト内検索:
ツイッター:
→
https://twitter.com/nemomanas
シェアをしていただけると嬉しいです。
ブログ移転しました:
https://embryo-nemo.com/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
────────────────────────────────────────────────────────────────
[0回]