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認知バイアスという言葉は何を指すのか

認知バイアスという言葉は何を指すのか



「バイアスが掛かっている」なんて使われ方をする「認知バイアス」と言う言葉。この言葉は何を指しているのか。

■目次

・かなり範囲が広い言葉である

・「認知」とは

・「バイアス」とは

・つまり「認知バイアス」とは。

・まとめ






・かなり範囲が広い言葉である


Wikipediaにすらこう書いてある

認知バイアスは生活、忠節、局所的な危険、懸念など様々な要因で発生し、分離して成文化することは難しい。


・人間が何かを知覚した際に「それに対してどう思うか」という判断の部分が歪んでいる、偏っていることを指す。


・厳密に言えば判断が間違っているのではなく、その前の知覚した物の「解釈」、つまり「これはどういうことか」「これはどういう状況か」という無意識レベルの瞬間的な考察が歪んでいる/偏っていることだが、この部分は自動的に行われ、人間はあまり自覚できない。


・簡単に言えば、誰でも一つくらいは「自分はあの時どうしてあんなことをやった/言ったのか」という後悔があると思うが、その「あの時」の判断にはバイアスがかかっていた可能性が高い。


このように自分自身の価値観から見ても「おかしい判断」なのだが、その瞬間にはそれが分からない。


・「認知」とは 

 

 ・この場合の認知とは、人間が外界を知覚した後の「それが何であるか」を判断、解釈すること。 


 

 ・ここで知るべきなのは、人間は見たまま、聞いたままを「わかっている」のではなく、「見る」と「分かる」の間に「認知」と言う思考的な過程があるということだ。 

 


 ・あなたの目の前に犬がいたとして、光が目に入って(情報を察知して)それを「知覚」する。 

 


 脳はその情報を処理して目の前の「正体不明の物体X」の特徴から過去の記憶、自分の知識を検索し、結論を出す。この部分が認知。 

 


 その結果あなたは目の前にあるのがバナナでもエリマキトカゲでもなくて「犬」であると「認識」する。 

 


 ・「見る」だけでも頭を使っているということ。例え「見りゃ分かる」という物事でも。 

 


 ・もちろん、会話やメディアニュースなどの「情報処理」の場合、認知としてより多くの過程が必要になる。 

 


 ・「認知」の過程は通常、自覚はしない。知覚した情報は自動的に処理される。普通は犬を見れば「犬だ」と瞬時に分かるだろう。 

 


 これは本人の感覚では「見れば(知覚)」→「分かる(認識)」であり、 


 

 現実の過程である「知覚」→「認知」→「認識」と比べると認知が抜けている。 


 

 ・つまり殆どの人間は認知バイアス以前に「認知」に対して自覚がない。 

 


 ・だからもしも認知が間違っていた場合、「間違った認識」を持つ、つまり確信を持って自信満々に堂々と間違える。




・「バイアス」とは 

 

 ・本来は「斜め」「偏り」の意味。 
 

 ・転じて「思考の偏り」「偏見」「一方的な決めつけ」などの意味を持つ。 
 

 ・今では心理学的な意味、つまりは認知バイアスの意味でも「バイアス」だけで通じる、というか一番良く使われているのではないか。 
 

 ・ジェンダーバイアス(性別に拠る決めつけ)なんて言葉もある。例えば青は男の色、赤は女の色、なんてのがそう。 
 

 そう言えば幼稚園の時に女子に対して「女の色は赤とピンクしかない!」って言って勝ち誇ってたアホガキがいたっけなぁ。マウンティングだねアレは。


ちなみにその後エスカレートして、「戦隊モノのリーダーは赤だから赤も男の色!」って言ってた記憶がある。



・つまり「認知バイアス」とは。 

 
 ・認知バイアスとは「認知の偏り」である。わかり易い例を挙げると、自己奉仕バイアスがある。 
 

 特徴としては、例えば仕事で 
 

 1.成功したら「自分ひとりの実力」 
 

 2.ミスがあったら「自分以外の誰かが足を引っ張った」と騒ぐ 
 

 こんな人間。 
 

 ・これが必至に自分に言い訳した結果の脳内変換なら良いんだが(良くない)、認知バイアスだった場合「本気でそう思っている」。 
 

 ・自惚れや責任転嫁を「認知」の過程で行っているので、本人の意識が受け取るのは「都合の良い捏造された認識」だ。本人が現実を歪めて脳内変換した自覚がない。 
 

 ・で、自覚がなければ治らない。 
 

 
 ・自己奉仕バイアスはわかりやすく「ひどい例」なので認知バイアスで検索していても見かけるかもしれない。もちろん、自分を責める、苦しめる認知バイアスなどもある。 
 

 ・何らかの認知バイアスが強い傾向にある人間は「そういう性格のそういう奴」として見られるし、現実に言動だけ見たらそうだ。 
 

 ・例えばあいつは性格が悪い、あいつは暗い、とか。彼らは世界が「そう振る舞うべき世界」に見えている。その者の頭の中の世界で。 


・つまり認知バイアスは「決断の時に判断を間違える」だけにとどまらず、本人の世界観にも影響を及ぼす。言い方を変えれば「常時バイアスがかかっている」可能性はある。
 

 ・万が一、「じゃあ良いバイアスを身に着けよう」なんて思った人のために言っておくが、「認知バイアスがかかった」時点で正確な状況認識、正確な判断・決断とは無縁になる。 
 

 認知バイアスとは状況判断に手を抜く、あるいは妄想を混ぜ込んで決めつけている状態だからだ。この時点で責任ある「大人の言動」は不可能になる。 大人なんて見たことないがね。
 

 ・また、本能由来と思われる認知バイアスもある。 
 

 東北地方太平洋沖地震の際、助かった人の中には「皆が逃げてるから自分も逃げなきゃいけないと思った」と語った人もいる。これは集団同調性バイアスと呼ばれるもの。 
 

 同じバイアスで「皆が逃げないから逃げなかった」せいで避難が遅れたケースも多々あることも忘れてはならない。要するに認知バイアスによる行動決定は博打になる。 

 
 ・一応、存在価値としてはこの地震で助かった人のような「自力で判断できないときの暫定行動をさせる」という点が挙げられる。 
 

 だが、日常生活において大抵の失敗、勘違い、後悔の元であり、地震の例にしたって別の形で補えはするはずだ。 
 

 (ちなみに生存者がそう語ったからそれが生き残る最適解だと思ったのならそれもバイアスがかかった感想だろう) 
 

 ・一応分かりやすい認知バイアスの対処法を少しだけ書いておく。 
 

 まず、認知バイアス発生自体はどうしようもない。出来るのは発生したことを自覚し、修正することだ。 
 

 「状況/知覚したこと」と自分が思ったこと、感じたこと、考えたことを照らし合わせる。加えてその判断を「否定する要素」がないか探す。 
 

 ・この2つの「繋がり」がハッキリしない 

 ・あるいはこれだけの材料ではここまでの考えや感情などには至らない 

 ・否定する要素を自分は無視している 

 
 と思ったら、認知の過程で何かが混ざっているか、自分の感情や判断を盲信している。 

 
 その混ざっている「何か」が知識や経験なら(内容次第では)いいが、そうではない場合は認知バイアスを疑ったほうが良い。 

 
 参照: 



・まとめ

・認知バイアスとは「認知の偏り」。


・認知そのものがなかなか自覚できないので認知バイアスもまた自覚するのは難しい。


・認知バイアスの発生要因とその方向性は多種多様。



・認知バイアスの抑制は無理。それに気づいて即座に修正することは可能。  

■カテゴリ

→認知バイアス

■文中のリンク

『マウンティング』とは?:勝ち負けしか頭にない人



自己奉仕バイアス



メタ認知とは 自分の監視/制御について


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