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目的論:アドラー心理学

目的論:アドラー心理学


あなたは感情の発生源を考えたことがあるだろうか。


一般的には、人が怒るのは腹をたてるようなことが起きたからだとか、まぁそんな感じで過去に原因があって結果があるという認識だ。フロイトやユングなど、初期の有名ドコロの心理学者もこのスタンスをとっていた。


アドラー心理学ではそうではない。人は怒りたいから怒れる原因を求め、喜びたいから喜べる原因を求めると主張する。これを「目的論」と呼ぶ。


自分がこんな「目的」を持っているとは気づきたくない

理性と欲望の妥協点

「感情は不可抗力」ではない


注意:言いたいことは「感情そのものが問題なのではなく、感情を理由としての行動が問題であることが多い」と言う事。







 

◆自分がこんな「目的」を持っているとは気づきたくない

はっきり言って、この「目的」と言うのはかなり醜い。


    • 威張りたい

    • 自慢したい

    • 依存させたい

    • 支配したい


わかりやすく「怒り」を取り上げてみよう。目的論に立つと、説教したいから怒る。怒鳴りたいから怒る。暴力を振るいたいから怒る。ああ、ちなみにこれらをしている時人間はドーパミンを分泌しているそうだ。要するに気持ちいいんだってさ。


イジメもわかりやすいかな。イジメている側は高い頻度で「アイツが悪い」と言う。これも同じだ。「何をやっても良い相手」が欲しいから、悪人を「仕立てあげる」。


「泣く」というのもそうだ。泣けば周りが味方になってくれる、そう子供の時に学習するとそういった感情を発生させるようになる。間接的に相手を支配することが出来る。「泣かせた悪者」として。


これらの子供の頃に全力で叶えようとして、大人になる頃に捨てはずの幼稚な願望が、いつまでも頭の中に燻っている。


人は永遠に子供のままなのかもしれない。一説によると、人間の精神的な成長は9歳で止まっているそうだ。


・ちなみに古代ローマのポンペイで発掘された遺跡から、「愛する者は誰でも死んでしまえ」という文章が見つかったそうな。今で言うと「リア充爆発しろ」ってところか。


・ピラミッドからは「今時の若いものは」って内容の文章が見つかっている。年代関係なく大して変わってないようだ。


これらを織り込んでか、「2000年前から人間は全く成長していない」という意見もある。精神的な進化は確かに見られない。まぁ知識と、表面的な分別は付くようにはなるのだろうけれど。


これらの欲望を直視したくないから、無意識に気づかないふりをしている。

大抵の人間が認識できるのはそれを果たすために作られた「感情」からだ。だから初めに感情があって、行動に出るのだと思っている人は多い。


「気持ちの問題」なんて言っていつまでも引きずるのは、割り切れないからじゃなくて、思い通りにならないからかもしれない。



◆理性と欲望の妥協点

先ほど言った「表面的な分別」がポイントだ。前述したように本来の欲求は醜く、幼稚である。おそらく本能に近いのだろう。


醜く幼稚な本能的欲求を、如何にして正当性を主張して、これを満たすかと言う【理性と欲望の妥協点】が「感情」となる。


「ついカッとなってしまった。」「あの時はどうかしてたんだ。」「本気じゃなかったんだ。」


まぁよくある言い訳だが。これは一言で潰せる。



すなわち、「そこまでしていい理由にはならない」だ。



モラハラ加害者とか、説教中毒の上司とかもそうだ。どうでもいいことに難癖をつけ、「堂々と」欲望を満たす。


彼らがよく口にするのが、「お前が悪い」、「お前の為を思っているんだ」、など。


軽くネットを見て回ると、これに対しては「気持ち悪い」「厚かましい」「嘘をつくな」の大合唱だ。だいたいバレているわけだね。洗脳されちゃった人も結構な数いるようだが。


「お前が」というキーワードが多いのも興味深い。自分の言動の理由が他者にあると主張しているわけだ。これも「原因論」的な言い分だ。


卑怯者に都合がいいと言う一点で原因論は問題だ。屁理屈で全部人のせいにできる。周りもそれで黙ってしまうから、自称正義の味方のドーパミン中毒が巷には腐るほど溢れている。


「課題の分離」というものがある。これもアドラーだが、まぁ簡単に言うと人は人、自分は自分で割りきりなさいよと。それができないと上記の異常者みたいな粘着質や威張りたがるような人間になるから、と。


なお、目的のために感情という状態は発生する。ということは、目的事態が正当なら何も問題はない。

ちょっと昔のアメリカ映画なんかで最終的にはナードがジョックをぶん殴るのが多かっただろう。バック・トゥ・ザ・フューチャーとか。ああいうのはいいと思うね。

ワンパンでジョックが沈むところまで様式美。


要するに「理性的な解決が望めない危機的状況」、例えば正当防衛とか。そういった野生が必要な場面では有効だ。


また、泣くこともストレス解消として価値があると知られている。


全部が全部感情が悪いとは言えない。普段の自分を超えて何かをなすことが出来る。だが、人間はそれを日常的に悪用している者が多い。欲求を満たす加害行為の理由として。


◆「感情は不可抗力」ではない

要するに、「やりたいようにやりたい。でもそのままだとやるとまずいから堂々とやっていい理由がほしい」という目的を果たすために感情を利用する。


そして厄介なことにそれを実行すると脳は「快楽」を感じる。脳内麻薬は無害だとよく言われているが、腐った思考回路が発達するという点では確実に有害だ。現に常習犯がそこら中にいるじゃないか。


彼らは自らの正当性を主張し、ターゲットを悪と成し、更に欲求を満たす。


まぁもう一度言っておこう。「そこまでしていい理由にはならない」。




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