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読めばストレス耐性が一気に上がる話

ストレスや緊張との新しい付き合い方



ストレスにより発生する精神的身体的行動面の症状を見ると、どう考えても「ストレスは身体に毒」としか思えない。

現実に我々は、ストレスは心身の健康を害し、時には理性的な判断を阻害するものだと思い、或いは能力を低下させる、ストレスは「避けるべきもの」だと思ってきた。

だが、この認識は本当に正しいのだろうか?

健康心理学者であるケリー・マクゴニガルによれば、ストレスは実際の所、健康に全く害はなく、それどころか「味方」にすることも可能だという。









§この話の信憑性と補足

まずはこのスピーチが行われたTEDについて。
毎年大規模な世界的講演会を主催している非営利団体のこと。
学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。
講演者には非常に著名な人物も多く、ジェームズ・ワトソン(DNAの二重螺旋構造の共同発見者、ノーベル賞受賞者)、ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領、政治家)、ジミー・ウェールズ(オンライン百科事典Wikipediaの共同創設者)といった人物がプレゼンテーションを行なっているが、最重要事項はアイディアであり、一般的には無名な人物も数多く選ばれ、プレゼンテーションしている。
講演会に出席するには、審査を受けた上で年会費8,500ドルを支払ってTEDの会員になる必要がある[1]。
・世界的な規模で、様々なプレゼンテーションを行う集まりであり、著名人も数多くスピーチ。しかし問われるものはアイディアの質であり、それ以外で差をつけることはない。

・現実に大学生とかがスピーチしていることもある。

・そして年会費8,500ドル。為替相場も変化が激しいので雑に1ドル100円とすると、85万円。

・TEDのスピーチはネットで配信され、無料で見れる。

・それでも新しいアイディアを求めて年会費を払い、わざわざカナダまで来ている。そういった人間たちの集まる場だ。まぁ、控えめに言ってもハイレベルである。

・ちなみにNHKの「スーパープレゼンテーション」と言う番組はTEDの内容を流している。


§ケリー・マクゴニガルについて

wikiによれば
ケリー・マクゴニガル(Kelly McGonigal、1977年10月21日 - )は、サイエンス・ヘルプで知られる健康心理学者。(サイエンス・ヘルプとは、科学の研究を一般の人に説明すること。)特に自分の中での葛藤を乗り越え目標を実現することに関する研究に関わっている。

最近では多くのメディアが目標と葛藤について報道する際彼女の発言を引用している。またマクゴニガルは長期にわたってストレス対処の方法として自らに対する同情や注意を利用することを提言していて、最近では研究の焦点をストレスの問題点に変えつつある。

2013年のTEDでの講演では、ストレスに対応する時には、ストレスをうまく処理できると信じることが重要であると強調した。
「2013年のTEDの講演」とは上の動画のことである。

この記事作る間に20回くらいケリー・「マクドゥガル」って間違えた。


§スピーチ内容について



実はこれよりも数十年前に「ストレス学説」を提唱したハンス・セリエ(Hans Selye / 1907年1月26日-1982年10月16日 / 男性)が似たようなことを言っている。
ストレスが私たちを
殺すことはありません。

それは、私たちの
ただの反応なのです。

ストレスは、
「生活のスパイス」と
考えなさい。

ストレスというものが
存在しなければ、
人間は滅んでいただろう。

ストレスを
避けてはいけません。
それは食べ物や愛、
運動を避けるようなものです。

すべてのストレスは、
私たちに傷跡を残していきます。
でもそれは同じような
ストレスに襲われた時に
今度は私たちを
守ってくれるのです。
ケリー・マクゴニガルのスピーチは以下の点で価値がある。
1:上記ハンス・セリエの説の補足/強化

2:ストレスが(世間のイメージ通りに)「毒」となるのは、「ストレスは体に悪い」と思っているからだということ

3:ストレスに対する認識を改めることで、ストレスに拠る反応を勇気や喜びを感じている時と似ている状態にまでなれる(ストレスは味方になる)ということ

「オキシトシン」について

幸せホルモン、愛情ホルモン、スピーチ内で言われたとおり抱擁ホルモンとも。

恋人同士がやるような接触の他にも日常生活で分泌されるタイミングは多くあるようだ。
その他、マッサージ、リフレクソロジーなど人により心地よく触られる行為やペットをなでることも効果がある。また直接肉体的なふれあい以外でも、会話、家族団らん、井戸端会議、居酒屋などでの交流などおしゃべりもオキシトシンを分泌させる。

こうした行為は人が日常生活において普通に行っていることであり、人は無意識に心のバランスを取っていると考えられている。
これに加えて「ストレスでも出る」と言うスピーチ内容だった。
オキシトシンの精神に与える影響としては、
オキシトシンは良好な対人関係が築かれているときに分泌され、闘争欲や遁走欲、恐怖心を減少させる。
ストレスを味方につけると「勇気」と似た状態になる、というのもここで説明はつく。が、どうも度が過ぎると持つべき「警戒感」すらなくなるようだ。
オキシトシンをヒトに投与する実験が行われたが、鼻からの吸引によるこの実験では金銭取引において相手への信頼が増すことが判明。

盲目的に信頼したといえ、損害を蒙ってもオキシトシンが再投与されれば再び相手を信頼し、不利な取引契約を締結してしまう[2]。
あかんこれ。

だが、「何度も人に利用されたり、騙され続けるお人好し」みたいな人間は現実にいる。

彼らはなんというか……、結構普段から挙動不審というか、怯えているというか、話しかけられると異様に張り切って返事するというか、そういった緊張状態が慢性化しているように私からは見える。

慢性的なストレスに拠るオキシトシンの分泌異常、と言うのもあるのだろうか。

いずれにせよ、気分で行動選択してはいけない。



§残る疑問

1:今まで「ストレスが体に悪い」と思ってきた人間を殺してきたモノの正体

現段階では

予言の自己成就

身近な例として、星座占いや血液型性格分類、銀行の取り付け騒ぎも、示された結果を受け止めた者が、(意識的にせよ、無意識的にせよ)それに沿った行動を取ることで、当たっていると錯覚しているケースのあることが指摘されており[5]、これも一種の自己成就予言と言える。

ピグマリオン効果

1964年に米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された、「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」という主張。

ノセボ効果

「この薬は、副作用として吐き気を起こすことがある」と説明すると、たとえ服用させたのものが偽薬でも吐き気を起こしうることが知られています。こういった場合、何らかの成分を理由にすることができませんので「その吐き気はノシーボ効果によるものだ」と判断されることになります。
このくらいしか思いつかない。これらは無意識的に思っていた通りの状況を「実現」しようとする作用だ。

まぁいずれにせよ、「体に悪いと思っていないかぎりはストレスは身体に悪影響を与えない」と知っていれば問題無いだろうが。

2:なぜ他人にストレスを与えることを「楽しい」と感じることがあるのか

ケリー・マクゴニガル本人も言っている。
試験管はあなたを困らせる様に 訓練されています では このテストを 一緒にやってみましょう 面白いですよ 私にはね
「面白いですよ 私にはね」。

ジョークでもあると思うが、ジョークもまた「共感」されないと意味が無い。
そして実際ウケている。つまりこれは珍しい感覚ではない。

私もまた、もしもこの実験でストレスを与える側なら絶対に楽しいと思うだろう。

ストローク飢餓他者承認欲求などが該当するだろうか。

んー。まぁストレスが身体に悪くないんだったら多少はどうでもいいのかもしれないのだが。

これに対する「中毒」の果てとしてイジメやパワハラといった異常な行為に繋がるのだとしたら。

他人にストレスを与えること自体が目的となり、それに中毒するのだとしたら。

人格障害者の一部にはそういった傾向がある。加害行為そのものへの中毒。この手の類の人間は、いないほうが人生のためなのは、相変わらず間違いないだろう。
少なくとも、この記事にあるような話を「変態や加害者の自己正当化」には使わせたくない。

まぁ、そこから先は自制心の話になるか。

とりあえず、ストレスは味方であり、緊張とは対処ための準備である。と言うのは間違いないようだ。

ただし、ストレッサー(ストレス源)自体はガチのクズである可能性は残る。

そうだとしても、あなたの心身に影響を与える力は、「敵」は何も持っていないということにもなるのだが。

ああ、注意を1つ。ストレスでも欲求でも、「感じる」のは悪く無い。そこは制御出来ない。

人として問われるのは、人にできるのは、「だからどうするか」という点だ。
私たちの動物的本能がストレスに置き換わり、社会はスマートになったのである。これこそが人間を完全に人間たらしめているものである」と発言している[19]。
つまり、ストレスを感じる(=動物的本能をストレスだと感じる)のはあなたの人間性の証明であり、そしてその人間性を実践する為の準備はストレスがしてくれている。

もちろんこれは戦うための準備だ。つまりは疲れる。睡眠はしっかりと取ろう。
◆関連リンク
ストレスについて 目次

脳を休める簡単な方法

「睡眠」について 目次
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