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ストレスで起きる精神的な症状

ストレスで起きる精神的な症状




・ストレスによる気分/気持ち的な症状についてのまとめ。
・物の見方がネガティブになる。人との距離感も普段とは変わってくる。
・人間に備わっている判断/情報処理能力などへの影響も記載。





 





ストレスの果てになる精神的な病気

うつ病

・双極性障害

・適応障害

・不安障害

・統合失調症


ストレスで精神的な症状が出るタイミング

ストレスに依る影響は3つの段階に分けることが出来る。
ストレッサー(ストレス源)に対する警告反応期、抵抗期、疲弊期。
この内抵抗期(ストレッサーに対して最も抵抗や対処をしようと頑張っている時期)に交感神経が活発化し、つまりは体も心も緊張状態/戦闘状態になり続けるので疲労し、様々な異常が出初める。
ちなみに疲弊期まで行ってしまうとうつ病などの深刻な症状になる。
つまりは「終わりのないストレッサー」が身近にあるとここまで行きやすい。


ストレスで起きる気持ちの変化

・気分が落ち込む

自分は無価値だとか、自分はダメだとか、そういったネガティブな考えに思考が行きやすい。


・アパシー(無気力状態)

症状としては外出したくない、人に会いたくない、やる気がでない、好きなことも面白くなくなったなど。正直、余計なことしかやらかさない人間よりよっぽどまともだと思うが。
外的環境によって使い分けるさまざまな「自分」を、心理学では『バート』と呼ばれています。バートの切り替えは、エネルギーが必要になるのです。「人に会いたくない」という感情が芽生えた時、自分の中の「いくつかの自分」を演じることに、エネルギーがなくなっているためです。


・孤独感が募る/または人に無性に会いたくなる

特に男性はストレスが溜まると人に会いたくなくなり、逆に女性はストレスが溜まると無性に人に会いたくなる(一人で居たくない)といった気持ちが強くなると言われて言る。
また、「他人にはわかってもらえない」といった考えを持ちやすい。


・男女で違うストレスに依る人間関係の変化

男女の脳でも異なり、
●男性はストレスを感じた時ほど「人に会いたくない」
●女性はストレスを感じるほど「人に会いたい」
という欲求が高まるとの見解があるようです。
男性は、ストレスや悩みがあっても人に言わないで溜めこむ傾向があるようです。一方女性は、ストレスを感じるほど、友達や彼氏に会いたくなる傾向が・・・。
この結果、男性はストレスを1人で抱え込む傾向にあり、鬱や自殺と言った問題につながりやすい。周りからは「いつもどおりだったのに急にあんなことに」といった感じになる可能性がある。
一方女性はストレスを1人で抱え込まずに「対人関係に依る発散」に重きをおく傾向にある。対人面でのトラブルや共依存に注意したほうがいい。

特に愚痴を言うことの中毒にならないように、と言いたいところだが、お互い様ならいいのだろうか。長電話を頻繁にしたくなるのなら、その人は何らかのストレスを溜め込んでいるのかもしれない。


・何かをしなければならないという焦燥に襲われる

特に理由もないのにイライラしたり、焦りやすくなる。だが、準備不足で焦ったりやる気だけ出したところで上手くはいかない。こういう時に思いつくのは大抵やらないほうがマシな余計なことだ。新しい失敗、新しい悩みの種を作りやすく、悪循環になりやすい。


・強い不安や緊張

焦燥と同じようなものだが、具体的な理由がないのに不安でじっとしていられない、リラックス出来る状況なのに身体がこわばっていたり気持ちが休まらない。そのような緊張状態が続く。







ストレスで起きる能力の変化


・集中力が落ちる

些細な物音や話し声が気になり、要するに気が散りやすい精神状態になる。ストレスにより副腎から分泌されるコルチゾールは身体を「逃げるか戦うか」を素早く実行するための臨戦状態にさせるからだ。


・記憶力が落ちる

ストレスに依るコルチゾールの分泌で脳の記憶に関わる部分である海馬が萎縮することがわかっている。また、うつ病患者は扁桃体、尾状核と言った記憶に関連する部分が萎縮することが分かっている。

もちろん、ただストレスを感じただけの段階で瞬間的にこれらが起きるわけはないだろう。しかし、上記のような「最終的には萎縮させる」ような負荷がストレスにより掛かっている可能性がある。


・判断力が落ちる 

「何も考えられない」と言った状態になる。問題解決の手段を初め、親しい人に相談しようとも思えずに悪化していくことも。


まとめ

様々な症状がでるし、本来の気質によってもパターンが変わるようだ。

判断力、集中力、記憶力などは何をするにしても必要となる基本的なものだ。これらが損なわれるという時点でストレスに依る悪影響は無視できないデメリットだろう。

ストレッサーと戦う/対処するためにはこれらの症状は邪魔になる。直接の対処が出来なかったとしても、何らかのストレス発散などの代用行為は有効になるだろう。



◆関連リンク
ストレスについて 目次

うつ病について 目次

ストレスで起きる身体的な症状

うつ病の大きな2つのタイプ

メランコリー型うつ病とは

うつ病の人との関わり方

軽度のうつ病の症状

うつ病になりやすい仕事とは?

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