脳を休める簡単な方法
ストレス社会だなんて言われるだけあって、体よりも脳が疲れることが多い。
体力は休息を取れば回復する。では脳は?
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1:脳の疲労とは
ストレス・睡眠不足・思考活動などによって脳の疲労は貯まる。
睡眠に拠って回復はするが、それが不十分であると慢性的な疲労感、認知力の低下などが出てくるだろう。
具体的には、
- 集中力の低下
- 理解力の低下
- 注意力の低下
- 考えようとする意欲そのものが低下
などが挙げられる。これらはそのまま睡眠不足の症状とも合致する。また、休んでも疲れが取れないと言う状態の原因の一つに脳の疲労が挙げられている。
仕事でも私的な社会生活においても、ミスは歓迎されるところではないだろう。できるのならば脳のコンディションには注意を払いたいところだ。
上記の症状が出始めたのなら、例えば凡ミスを連発するようになったのなら、脳が疲れているのだと判断したほうがいいだろう。
それがわかった所でどのようにすれば脳の疲労は回復するのだろうか?
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2:脳の疲労はどうしたら回復するのか
一番良質な休息とは、熟睡することだ。
ただ、これは日常の生活習慣に属する問題となる。
今しっかりしたいのに対処法が「今晩ぐっすり眠ること」では意味が無い。そもそもここを乗り切らなければ家に帰れない、なんて人もいるかもしれない。
「帰って寝る」よりは即効性があり、場所も選ばない方法が必用だ。
カフェイン・チョコレート・エナジードリンクなども即効性はあるが、これらの効果はほぼ覚醒作用のある物質(大体カフェイン)による擬似的なものだ。効果は確かにそれなりにあるが、副作用もある。
まぁこれらは緊急手段という位置づけにしておいたほうがいいだろう。依存性があるし、常用していると効果が弱くなってくる。
3:目を閉じるだけで脳の疲れは取れる
副作用のない方法として「目を閉じる」というのがある。10~15分程度目を閉じていれば脳の疲労回復効果は出る。
元から人間は知覚の殆どを視力に頼っている。ここだけでもオフにできれば負担は軽減されるわけだ。
また、目を閉じているだけの人間の脳波を測定するとアルファ波が観測されたそうだ。アルファ波はリラックスしている時に出る脳波。
デスクワーカーは特にそうだが、眼球や視神経自体の疲労もある。目を閉じると言う行為は、これらを休ませる効果もある。
体も横にできれば疲労回復効果はもっと高いと言われているが・・・もう仮眠だろうこれ。それができるなら悩まずみんな寝てるだろう。まぁ可能なようなら机に突っ伏して10分くらい寝ると効果的と言うことで。
一番価値ある情報なのは、「意識がある状態でも脳の疲労を取ることができる」と言う事。不眠症にとってもこれは朗報だろう。眠れないからって焦らなくてもいいわけだ。効率はちょっと落ちるけど。
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