イジメの加害者はどういう大人になるか?
◆いじめ問題だと、よく「加害者児童と話し合いを」「学校に話し合いを」と言う識者たちの意見があるが、聞く耳持ってればそもそもやらんし、学校や市教委などは過去にさんざん隠蔽体質でやり過ごしてきたのだから、話しあおうという気にはならんよなぁ。今ではまともなところもある・・・んだろうか。どうだろうね。
桐生市小学校いじめ自殺事件の裁判では、被告の同級生側は最終弁論に至るまで「イジメの事実はなかった」とイジメそのものを否定し続けていた。ちなみにこの裁判では原告勝訴、市と県には450万円の支払い命令。教師と加害児童達にはなんもないのかねぇ。
被害者の両親は娘の悲痛な訴えを聞いて、引っ越しを考えていたんだそうだ。でも間に合わなかった。
小皇帝・小公主
中国の一人っ子政策で、まぁ当然一人っ子なわけで、父母や祖父母から可愛がられるわけだ。そりゃぁもう、食事中にテーブルの上で踊り狂った所でみんなニコニコ笑ってて止めもしないし叱りもしないくらいの可愛がりっぷりで。
これらの子供は男なら小皇帝、女なら小公主と呼ばれている。小さな王様・お姫様的なニュアンス。
そんな子供がそんな育ち方して大人になって、頭のなか子供のままだから上手く生きていけないってケースがあるらしい。忍耐心と協調性にかけ、個人主義に突っ走る傾向があるとか。
日本でも少子化と晩婚化が心配されているわけで、一人っ子が多いとまでは言わないが、少なくとも子供一人に対して掛ける金額っていうものは上がってきている。
教育というテーマでの金の使い方が上手な親たちばかりなわけもなく、「甘やかし」に使う親も居るだろう。そう考えると中国だけの話じゃなくなってくる。
何が一番むかつくのかって、大抵は死んでしまった子やイジメられていた子は優しいだとか、がまん強かっただとか、おもいやりがあっただとか、要するに「まとも」だったわけで、一方イジメの主犯をやっていたような連中は我慢ができない、人の気持ちはわからない、人が困るのを見て喜ぶような人間なわけで。どちらの人間に生きる価値があったのかは一目瞭然だろう。クワガタとゴキブリくらいの違いがあるわ。
要するに、こういう子供が成長するとこうなるってわけだ。社会人になったり20歳になったら自動的に道徳心や責任感が身につくと勘違いしている人間もいるが、そんなわけないだろう。これらは育てていくものなんだから。
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