人間関係がうまくいかない原因は?
人間の悩みは突き詰めれば金か人間関係。どちらにも恵まれていたのなら、とても幸せな人生になるのだろう。
金もまぁ色々と悩みの種ではあるだろうけれど、人間関係には多くの人間が悩んでいる。ビジネスで成功しても、周囲の人間には恵まれない、そんな成功者たちが居るというのもよく聞く話だ。
「普通」「当たり前」の基準は人それぞれ違う
・生まれた場所、育ってきた場所などの文化的背景がまず違う。1人は「これは絶対に許されない」と思うようなことでも、もう一人は「このくらいいいじゃん?何怒ってんの?」という程度の認識だったりする。こういった食い違いは人間が二人いればどこかに必ず発生する。
問題は、どちらも自分の基準が「当たり前」だと認識していることだ。だから一方は「言わなくてもわかるだろ?」、もう片方は「お前細かい」といったようなことになる。どちらか一人でも聞く耳がない場合は、関係は破綻するか一方的な関係になる。
怖がりと無礼者
・自分に自信がない人間は、自分を見せること、自分について話すことに抵抗がある。相手の視点に立ってみようか。こちらは気軽に話しかけただけなのに、やたら身構えて返事をされたらどうだろう。特に意味もない質問に対して、「なんでそんなこと聞くの?」といちいち言われたら話しかけるのがめんどくさくなる。
反対側もシミュレートしてみよう。自分に対してちょっと自信がなかったり、コンプレックスを持っていたりするのに、プライベートなことやらなんやら、言いたくないこと、考えたくないことをやたらガンガン突っ込んで聞いてくるような人間。しかも言う必要もなく、相手も実は大して興味ない。
言いたくないからそう答えると、「え?なんで?それくらいいいじゃん?」「なんで答えられないの?」といったようなリアクション。もう話しかけてくるなよと、そりゃ思うよな。
じゃあどうしろと
今回の文章、読み手がどちらの性格かによって目にとまる部分は違うと思うけど、どちらにも言えることは、配慮やデリカシーが足りてないってことじゃないかな。大抵は騒いでいる側が最初からおとなしくしてれば発生し得ない問題だったりする。
まぁ言いたくないこと聞き出そうってのも今の時代モラハラになりかねないしね。嫌いなやつ多いんだよきっと。みんな我慢してるってだけで。
こういったデリカシーの無さは、既に周りからは「こいつは言っても無駄だ」と思われていることもある。だって本人にとっては直し方簡単だからね。聞く耳持つだけでいいんだから。治らないってことは治すつもりがないんだろう、と。
反対に、自分に自信がないだとか、上品な生まれ・育ちだった人は特に「言っても通じない奴多いなぁ」と思っているかもしれない。まぁその通り。
付き合いで無理して話したくないプライベートを暴露したり、無理して自分が下品だと思うことをやる必要なんてないのに、やっている自分に自己嫌悪したりとか。
でも、中には「言えばわかる」というのもいるさ。加えて言うと「言われるまで全く気にしないし考えない」っていうタイプもいる。分かってくれる人がいたら、それだけ生きていくのが楽になるよね。
思考パターンというか、性格パターンというのは多くの場合、自分の人生を通して無意識的な学習で培われる。こうした時に上手く行った、こうしたらひどい目にあった、そんな風に。
言ってもわからないというのも偏見なんだけど、もう散々言ってもわからない連中をみて来ていると、こういうタイプは言ってもわからんよ、と無意識的に思ってしまう。だからそのうち言いもしなくなる。
意外とね、一度言うだけで素直に分かってくれる人というのもいるんだよ。まぁダメな奴は心底ダメなんだが。モラハラかパワハラで訴えればいいよそういうのはもう。
何にせよ、言語化、言語化です。なんとなく嫌だからやめろじゃ相手は「なんで?なんで?」と繰り返すだけ。大抵は聞きはするけど自分で考えはしない。というよりも、多分本気でわからない。その価値観は「あなたの普通」だから。
まぁ分かってもらう努力ってのは、必要です。
読む人間全員にダメージを与えるなこれ。
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