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モラハラ夫と離婚したい時、離婚調停はどうなる?



モラハラ夫と離婚したい時、離婚調停はどうなる?

大抵のモラルハラスメント加害者には自覚がないか、非を認めない。自分が正しいとさえ思っていることもある。だからこそ、遠慮もない。限度もない。

モラハラ夫の言動に我慢の限界が来て、これ以上は自分が壊れてしまうと思った時、離婚ということも考えるだろう。しかし相手に自覚がない場合、当然別れ話はまとまらない。


そうなると離婚調停が選択肢に出てくる。さて、夫のモラハラが原因での離婚調停とは、スムーズに終わるものなのだろうか?









1.離婚調停について


夫婦関係調整調停と言って、第三者が夫婦げんかに口を挟むシステム。円満と離婚の二つがあるようだ。円満の方は「どうすれば夫婦関係が改善するか?」というのをゴールとして解決案の提示、助言などが裁判所で行われる。いっそ「ちょっとムカつく」程度の不満ならこういった制度を利用して小出しにしたほうがこじれないかもしれない。

もう一つの方、夫婦関係調整調停(離婚)が、俗にいう離婚調停。申し立てに必要な費用は収入印紙1200円分と連絡用の郵便切手だが、前述のとおりにモラハラ夫には自覚がない事が多い。


向こうにとっては「いきなりどうした?」と言った感じで到底納得はしないだろう。結果、結構こじれることがよくある。調停不成立の場合は、裁判となる。

ちなみに離婚目的の調停でも、話しの流れによっては円満解決・万事めでたし、ということもあるそうだ。離婚で申し立てたからといって、必ず離婚しなきゃいけないわけではない。








2.モラハラの離婚調停はどうなる?


モラハラが離婚理由というのは、説明が難しいとされている。離婚理由は調停委員に説明しなくてはいけないのだが、感情的、非論理的な説明が多く、相手に伝わらないケースが多いとのこと。他人に伝えるコツは、具体性。

ちなみに相手サイドの切り返しとしては「ただの夫婦げんかだ」「売り言葉に買い言葉(お互い様)」といった感じ。

こじれた果ての裁判でも有効になるが、「何を」「いつ」「どこで」されたのかを記録することにより、客観的な証拠とするべきだ。個人間の場合、話相手があなたであるならば、「録音されるようなことをやってるほうが悪い」という判断がされる。ちなみにそれをネットに流すとアウト。盗聴は当然アウト。

スマホの録音機能でも小型のICレコーダーでもいい、客観的な証拠、誰が見ても「モラハラだ」と思う証拠が欲しい。

モラハラの場合、長期間継続するという特徴がある。「頻度」も意識したい。同じことを言われたからといって消したりしない方がいい。


離婚で忘れてはならないこと


ちなみに養育費のことを忘れて離婚する母親が多いとかで、離婚後苦労する母子家庭もあるらしい。金が絡んだ話をすると、「それが目当てか」と相手に言われそうなものだが、今後のために突っ込むべきだ。

離婚したいときには普段以上に金に関しては考える必要がある。

子曰わく、貧しくして怨む無きは難く、富みて驕る無きは易し。

納得いかないかもしれないが、銀行残高は心の余裕に直結するよ。








関連タグ: 社会 生活 ハラスメント

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