うつ病にならない性格とは?
うつ病の根本的な原因は各種のストレスであり、本人の性格や価値観が大きく影響を及ぼす。
では、うつ病にならない性格や価値観とは、単純に正反対なものなのか、それとも別のものなのか。
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うつ病にならない人の性格:ポジティブ
・真面目すぎる人間は悩みのタネも多く、感じるストレスが他人よりも多い。反対に前向きに肯定的に物事を捉える人間は感じるストレスそのものが少なく、うつ病にはなりにくい。
・ポジティブと一言に言っても無責任な楽天家やポリアンナ症候群のような「病的なポジティブ」も今回には含まれる。
この手のタイプはうつ病にはならないかもしれないが、別の問題が発生している。
特に周りが迷惑するタイプの問題が。
これらは「自分より下を探して安心する」「都合の悪いことに気づかないふり、わからないふりをする」などによる現実逃避だ。
うつ病にならない人の性格:好き嫌いが激しい
・好き嫌いが激しい人間は、嫌いなことは見たくもないレベルで嫌う。なんとかしてみようとは初めから試みない。
これはストレスを避けていることになり、うつ病からは遠ざかるだろう。
・反対に完璧主義的な傾向がある者はうつ病になりやすいとされている。
何でも取り組み、尚且つ完璧にしようとするからだ。
思い通りにならないことは多いだろう。人間相手なら尚更だ。
度が過ぎた完璧主義は強迫観念に近い。人によっては真性の強迫性障害であることもある。
彼らの「完璧で無くてはならない」という強迫観念と思い通りにいかない現実の板挟みにより、ストレスを貯めやすくなる。
うつ病にならない人の性格:他人の気持ちは気にしない
・つまり他人の心の機微がわからないならうつ病にはなりにくい。
反対にそれらがわかりすぎるとうつ病になりやすい。
大抵のストレスの発生源は他人の存在が絡んでいるからだ。
うつ病にならない人の性格:感情を抑えない
・うつ病にならない人間の特徴として、感情的であることが挙げられるそうだ。
つまり「ガマンしない」「気持ちを抑えない」。
確かにストレスは溜まらないだろう。
その場でぶち撒けているんだから。
・どちらかと言うとこれは「他人をうつ病にする人間」と呼んだほうがいいかもしれないが。
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うつ病にならない人の性格をまとめると
・調べてみると他にも、部屋が汚い、時間にルーズ、他人の気持ちは気にしない、いい加減、都合の悪いことは忘れる頭をしているなどが「うつ病にならない性格」として巷では挙げられていた。
・ちょっと悪く言えば「自分に甘いから自分を追い詰めることがない性格」の人間は、うつ病にはならないようだ。
・決して「心が強いからうつ病にならない」というわけではない。
むしろうつ病になりそうもない人間はただ単にストレスを全力で避けているだけに見える。
殆どの特徴が心が強いどころか嫌われ者の特徴にしか見えない。
・ただ少し気になったのが、うつ病になった人間の中で一部は、彼らと正反対に他人の顔色を伺う傾向が強いことだ。
言い方を変えれば「誰からも好かれようとしている」かのような行動選択を取る(或いは理想の自分を完璧に演じようとする)傾向が多く、限界が来てうつ病になるパターンがある。
現実には好きになるか嫌いになるかは他人が決めることであり、自分の課題じゃない。
他者承認欲求が強い人間は特に他人に気に入られようとし過ぎて余計な気苦労を背負うかもしれない。
◆結論
・うつ病にならない人間の性格とは、うつ病になりやすい人間の反対であるものが多かった。
極端であればそれはそれで問題がある性格だが、うつ病になりやすい性格の人間は彼らの性格を適度に意識してうつ病を遠ざけることは可能だろう。
・結局のところ、「過ぎたるは及ばざるが如し」。
うつ病になる人間、ならない人間を見比べることでその「中間」も見えてきた。
そこが健全な性格ということになるのだろう。
・うつ病にならない性格の人間は端的に言って「図太い」。
よく言われるような心が強いというわけではない。
と言うか、むしろ弱いだろう。
だから全力で逃げ回る。
自分を甘やかすか、その場で当たり散らすか、見なかったことにするか。
◆関連リンク
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