自己愛人格障害 は実は劣等感を抱えている
でかい態度で威圧的に振る舞うイメージの、自己愛人格障害。
根拠の無い自信に溢れ、相手を見下したような話し方をする。
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目立たないと気がすまない
威圧的に振る舞うのでさぞかし偉いのだろうと思ったら、別にそんなことはない。
自信にあふれているから実力があるのだろうと思ったら、別にそんなことはない。
相手を見下したような話し方をするので、さぞかし物を知っているのかと思ったら、別にそんなことはない。
要するに、空っぽのくせに自分はすごいのだと見せかけている。それだけの話。
また、よく言われる特徴の声がでかい、話を盛るというかホラ吹き、自分が一方的にしゃべっていたい、しかも
自慢話を。こういった特徴もまた目立つのに必死だから。
そんなことを頑張るくらいならなにか一つでも他より優れたものを身につけりゃいい話だが、見栄を張りホラを吹き、それらを取り繕うために嘘をつき、そんなことを考えてるからますます周りに追いぬかれていく。
というか、こういうのが教育係になろうものなら、自分が追い抜かれないために新人には何も教えず、自分が目立つために人前で新人を叱りつけるという行動を取るだろう。お手本のようなモラハラだね。経営者は人を見る目を養うべきだ。
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劣等感から逃げ続ける
その理由の一つは【自覚がないから】。本人が認めない上に医者やらカウンセラーを馬鹿にするので話にならないからだとか。
だが、こうやって症状を調べていると「自分が空っぽ」というのを自覚していて、その拒絶反応から始まっているように見える。あるいは「周りにバレないように」。
自分が空っぽだからこそ、必死で見栄を張り、全力で他人の足を引っ張る。そうすれば自分が無価値だと思わずに済むから。少なくとも自己愛性人格障害の人間に、心の余裕があるとは思えない。
自分が言っている通りの実力が、本当にあるのだと思っているのなら、余裕があってしかるべきだろう?
実際、
自己愛性人格障害の特徴として相手の秘密をしつこく聞き出し、周りにすぐにバラまくということも言われている。あるいは根拠もない悪評を吹聴するなどと、「他人の足を引っ張る」方面にも必死だ。これは
フレネミーと呼ばれ、特に女性同士の人間関係で多いとされているが、男でも普通にいる。
また、一見正当な「汚い綺麗事」を並べ立てて相手を批判・指図するのもよくある。○○はしてはいけない、○○はするべきだ、『だから俺の言うことを聞け』こんな感じで。
これは相手に指図することによる優越感と、「自分は正しい」と感じて気持ちよくなるための変態行為だ。(所詮思いつきでケチをつけているだけなので、自分は全く出来なかったり、やってなかったり、状況的に的はずれだったりすることが多い)
比べられないと相手を馬鹿にして勝ち誇れないので、人それぞれという当たり前のことがわからなかったり、勝手に決めつけて勝ち誇ったりも。
結論として、彼らに言われたことを気にしている人達は、気にする必要は全くない。純白なものを見ても「薄汚れている」とケチをつける脳みそをしている。
もう一つ大切なことは、承認欲求というのは誰にでもあるものだということ。人に認められたいという欲求。
モラハラ加害者とかを見すぎると、末期的にはこういった「認められたい」という感情や言動そのものに嫌悪感を感じ始めるかもしれないが、これそのものを否定するのは自身の成長をさまたげる。
まっとうな方法で、それを目指して進めばいい。まっとうな方法でね。
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関連タグ:
心理学 ハラスメント
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