山形ひき逃げ:斎藤章被告の裁判二回目
山形ひき逃げ事件の斎藤章被告の二回目の裁判。山形新聞も21日朝にこれについての記事がアップされていたが、NHKのとはちょっと内容が違う。
まぁ、同じもの見ても焦点が記者によって違うだろうからいいんだけどさ。おかげでもう少し情報の幅が広がったかな?
斎藤章被告の発言
逃走の動機について:「頭のなかが真っ白になりパニック状態だった。自分が積み上げたものを失うことへの事故防衛的な気持ちもあった」
・検察の指摘そのままってことだね。
事故直前:事故直前、路上にいる被害者・松川氏に気づいていたとのこと。
・直前に被害者に既に気づいていたってのはここで確定か。
衝突時:「車底部から突き上げるようなショックがあった。同乗者に迷惑をかけられないと思い、同乗者を自宅まで送った後に現場に戻ろうと考えた」
・戻ってねーだろお前。逮捕当時は事故当時は自宅にいたとか言ってただろ。
・そしてさり気なく判断基準にホステスの存在があったことをアピールし、自分一人のせいじゃない感を出していくスタイルか。
・NHKのほうでは「同乗者に迷惑をかけられないと思い」という部分はなかったね。
引きずっている最中:「全く感じていなかった」と自覚していなかったことを主張していると書かれている。
異音や加速の重さから気づくのではないかという指摘に「パニック状態で運転していたからだと思う」
・ここがおかしい。NHKでは「斎藤被告は、加速が鈍くなるなどの異変に気づいたことを明らかにした」としている。一方こちらのほうでは最後まで知らなかったと主張しているように感じるが。
・蛇行運転しまくって振りほどこうとしている形跡があるんだから気づいてないわけがないのは分かってるが、問題は「まだとぼけようとしているのか、観念しているのか」だ。
・2つの記事を見比べていると、ただ単にNHK側の記事の書き方の問題か?指摘と斎藤の発言ごっちゃになってるだけかな。
・そうだとするとまだ「やれそうなら悪あがきしよう」と思ってるってことかね。未だに言動の端々に刑を軽くしようとする考えが見て取れる。
振りほどいた後に逃げた理由:「事の重大さに気づいて怖くなったから」
松川氏や教え子らへの思いは?という質問に:「本当に申し訳ない。まず松川さんのところに行って手を合わせたい。私を信頼してくれた人を裏切り、大きなショックを与えた」
・一つここで想像してみよう。兄や息子の仇がだね、手を合わせにノコノコ自宅に押しかけてきたら殺意抑えるの必死だろう。自己満足と世間体のために被害者の遺族の感情を逆なでするスタイル。まぁこれをやろうとする加害者多いよな。気持ち悪い。
・仮に被害者や遺族に追い出されたとしようか。被害者ぶって世間の同情をいくらか買えるわけだ。「反省しているのに許してもらえないかわいそうな加害者」だと。「後から謝る」ってのは、かなり悪質で卑怯だと思うね。騙される世間もどうかと思うんだがな。
・教え子についてだが、この事件の初期、掲示板ではいくつか斎藤章被告を庇うような発言をしていた書き込みを見かけた。ストレートに自分は教え子だったという書き込みもあったかな?まぁ一貫してかばっていたよ。
・教師としての振る舞いはどうだったか知らんが、逮捕当時から今までの言動は「バレてない限りとぼける」というスタイルで一貫していると私は感じるけどな。証拠や証人が出る→そこだけ認めるの繰り返しだっただろう。
・所詮はアレだ、弁護士と打ち合わせの上に作った台本読んでるようなものだよね。
総合的に山形新聞の方が詳細が書かれているから、こちらのほうが正しく詳しいのではなかろうかと判断。
次回は6月1日、論告求刑、遺族による意見陳述、最終弁論を行い結審するとのこと。比較的重い刑が課せられて、斎藤が控訴するところまで予言しておこうか。
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